産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】業務経験を通して考える改善の提案

17.パートナーシップで目標を達成しよう

 主に羽田空港の国際・国内ターミナルでANAや外資系航空会社を中心に旅客ハンドリング業務を行う羽田空港サービスグループで、インターン中の学生が、「コストや手間・人手をかけずに確実にお客様、社員を快適にできる改善提案」に取り組みました。学生ならではの視点で、日々実務経験する中で見出した、ちょっとしたひと工夫でお客様も社員も喜ぶ提案を行いました。

 インターンの機会をいただき、羽田空港サービスグループで羽田空港国際線・国内線ターミナルで日々勤務しているエアーラインコースの学生が、ANA便利用旅客のチェックインや航空保安検査時、また、おからだの不自由なお客様の対応等、業務の中で、お客様、社員双方に有益なサービス向上の提案を考えました。

 お客様に対しては、ロビーサービスやお手伝いが必要な旅客のサポート時、言語の違いによるミスコミュニケーションを避けるべく、多言語対応(中国語・ベトナム語・韓国語)の指差しコミュニケーションシートの導入を提案。会話の視覚化による不安の解消、ミスコミュニケーションの減少、正確なサービスの提供を実現できるようにしました。また、社内については、業務効率向上の観点を中心に、引き継ぎ業務シートの文字情報のみでお客様を探すものから、より視覚的に判別できる番号付き3色ネームストラップの導入を提案し、効率的かつ正確な引き継ぎのみならず、定時運航、顧客満足度の向上に寄与できるようにしました。いずれも高評価を受け、実用化される見込みです。

● 連携企業
 羽田空港サービスグループ
● 学科・専攻・コース・学年
 ホスピタリティマネジメント科 エアーライン英語コース 2年生
● 期間
 2024年11月10日(日)~2025年1月31日(金)