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【東京医薬専門学校】  こども心理科のチャレンジ教室が5年目を迎えました

クラス運営などについて担任と最終確認を行なう表現ゼミの学生たち

 平成23年度から地域の子どもたちを対象に、東京医薬専門学校の学生の現場力向上のため、実学教育の一環として開講したチャレンジ教室が、今年で5年目を迎えました。

 今年も未就園児の保護者からたくさんの連絡をいただき、説明会を経て未就園児クラス、幼児クラスの2クラス体制で5月13日(金)からスタートしています。

 今年は未就園児クラス(1~2歳)20名、幼児クラス(3歳~5歳)5名の子どもたちに、2年生と3年生の表現ゼミを専攻している学生33名が、グループに分かれてプログラムを作成し、子どもたちや保護者と関わっています。

 未就園児クラスの子どもたちは、初回時には人見知りや場所見知り、初めて親と離れての集団生活に不安になり、教室時間中ずっと泣いている子どももいましたが、2回、3回と回数を重ねるにつれて、少しずつ学生にも場所にも慣れ、みんなそれぞれの遊びを楽しんで過ごすことができるようになっています。

  • まだまだ不安でいっぱい

  • 音楽に合わせて遊ぼう

 
 保護者の方々も子どもの様子が気になり、教室の始まりや終わる少し前になると、こっそりと窓から見学している姿も見られます。私たち教員も学生達とともに、少しでも子育ての不安を軽減できるよう、今日楽しんだことや初めてできたことなどを保護者の方々と共有し、共に子どもたちの成長を喜び合いたいと思っています。

 また、幼児クラスの参加人数は少ないのですが、昨年度からの継続している子どもたちが多く、学生と会うのを楽しみに笑顔で参加しています。

 

  • 何をするのかな

  • 絵本の読み聞かせ

 今年度の教室の運営リーダーとして教室の開催準備段階から関わってきた2年の学生たちも、主活動のプログラム作りや教室の壁画の作成、他学科とのコラボ授業の企画など、「よし!今年は自分たちがやるぞ!」と気合が入っています。

 この教育プログラムを通して、地域の子ども達の健全な発育発達に学生たちが関わり、子ども達と保護者とともに成長できるよう1年間取り組んでいきたいと思っています。

(東京医薬専門学校 こども心理科 倉持耕哉)