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【東京医薬専門学校】 言語聴覚士科の新卒業生対象に研修会を開催しました

言語聴覚士科の今春の卒業生を対象に開かれた研修会

 東京医薬専門学校では、今春国家試験を合格して卒業した言語聴覚士科卒業生を対象に、「研修会及び国家試験合格祝賀会」を9月25日(日)に開催しました。

 今回の研修を通して、言語聴覚士としてのスキルアップと、卒業生のネットワークの構築を目指しています。

 研修では、訪問リハビリテーションの経験豊富な本校教員の藤原先生が「言語聴覚士の訪問リハビリテーションについて」をテーマに講演を行いました。講演終了後、卒業生が抱えている様々な症例について、専任教員との相談会も実施しました。

 卒業生からは、「学生時代の授業と違い、実践的な内容が中心で興味深かった」という意見や、「今後訪問リハビリテーションを目指すにあたり、参考になった」といった意見が多く聞かれました。

 また、症例相談会については、「今抱えている悩みを相談することができ、気持ちが軽くなった」「症例対応へのイメージが作れた」という前向きな声を聞くことができました。

 研修後の合格祝賀会・同窓会では、講師の先生方も合流し、クラスの仲間との再会やお世話になった先生方との交流が行なわれました。そして、在籍中はなかなか交流が図れなかった3年制と2年制の卒業生の間でも、就職先が同じ法人グループだったり、似たような患者さんを抱えているケースなどから会話が弾み、新たな交友関係を築き始めていました。卒業生同士の情報交換とともに、教員への仕事に対する相談も多く、卒業生が抱えている問題や課題に対して、専門職としての視点で共に考えていく時間がとても有意義であったように思います。

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    藤原先生の講演

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    ICT機器を使って講演

 今後は12月に第3回の卒後研修会を予定しています。一人でも多くの卒業生が参加することで、さらに縦と横のつながりを強め、卒業生のネットワークを広げていきたいと考えています。そして卒業生ひとり一人が、言語聴覚士として生き生きと現場で活躍できるよう、卒後支援を継続していきたいと思います。

(東京医薬専門学校 言語聴覚士科 安倍 宏之)