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【東京医薬専門学校】 国家試験対策強化合宿を実施しました

真剣な表情で聴覚系の対策講座を受講する言語聴覚士科の学生たち

 東京医薬専門学校は、今年も12月6日(火)から国立オリンピック記念青少年総合センターで、言語聴覚士科3年制・2年制及び視能訓練士科3年制の卒業学年を対象に、国家試験対策強化合宿(2泊3日)を実施しました。国家試験に向けて、①弱点対策、②クラス内の相互支援関係の強化、③集中力を養うことを目的として毎年開催しているもので、当日は開講式に始まり、言語聴覚士科は言語発達障害や心理、聴覚、発声発語など系統学習を軸に組み立て、視能訓練士科は専門科目を中心に弱点科目に集中できるような学習スケジュールにしました。

 2日目の夜間には、両学科ともに学習した内容について口頭による質問を行い、専門用語の意味や障害及び障害にかかわる医学的知識などの理解ができているか、また知識を統合して答えを導きだすことができるか等、総合的な学習達成度を相互に確認しました。最終日は理解度確認のための試験を実施し、全日程を終了しました。

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    少人数での弱点対策授業(視能)

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    質問タイム(言語)

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    食事の時間を楽しむ学生たち(視能)

 学生たちは、いつもと異なる環境の中、ハードなスケジュールにもかかわらず、これまで共に学んできた仲間と国家試験に合格するという共通の目標に向かって、一生懸命に取組んでいました。弱点科目に力点を置いた学習だったため、時には、苦手な科目に取組むことへの疲れを見せる場面もありましたが、学生たちは合格を勝ち取る為に集中して学習に取り組んでいました。

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    口頭試問の順番を待つ間も本を広げる学生たち

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    口頭試問を受ける学生

 教員も本合宿を国家試験に向けてラストスパートへの意識の切り替え時期と位置付けて臨み、ひとり一人の課題を注意深く確認しながらプログラムを進めていました。

 今後は本合宿を通して見えた一人ひとりの学生の課題を分析し、対策を講じた上で、国家試験当日まで知識の蓄積が出来るようサポートを継続していきたいと思います。これからが学生も職員も正念場です。国家試験全員合格に向けて学生とともに心を一つにして頑張っていきます。

東京医薬専門学校 言語聴覚士科・視能訓練士科 安倍 宏之)