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『北海道の市町村対抗グルメグランプリに町と共同出展』、グランプリ獲得

札幌ドームでのグランプリの授賞式 北海道日本ハムファイターズ 栗山監督よりトロフィーを授与

 北海道日本ハムファイターズが北海道の179市町村を全力で応援する「北海道179町村応援大使」事業の連動企画の『第7回なまらうまいっしょ!グランプリ』が5月13日(金)~15日(日)までの3日間、札幌ドームオープンテラスで開催されました。来場者の投票によりグランプリが決定する、18市町村のプライドを掛けたこの戦いに、北海道の北西部に位置する羽幌町と札幌ベルエポック製菓調理専門学校の学生・教員がコラボして開発・出展した商品『羽幌名物甘えびの素揚げ』を出展し、見事グランプリを獲得しました。
 商品開発にあたっては、町と学校が協力しながら創りあげたことで、羽幌町から連名で出展という異例のお話をいただき、共同表題出展という形が実現しました。
 当日の販売ブースは常時行列となり、学生も全力で調理にあたった結果、3日間で3000食を販売しました。B−1グランプリをはじめ、近年増加している市町村対抗のグルメグランプリはグランプリを獲得することで、その商品を求めてその地域へ出向く人が増加するなど、大きな影響があります。今回のグランプリ受賞がもたらす町の活気や経済効果が期待できるなど、素晴らしい結果を得ることができました。

  • 今年で7回目を迎えた「なまらうまいっしょ!グランプリ」

    今年で7回目を迎えた「なまらうまいっしょ!グランプリ」

  • 当日は商品を求めるお客様の行列が絶えなかった。

    当日は商品を求めるお客様の行列が絶えなかった。

 さらに、このグランプリ受賞がきっかけとなり、羽幌町と本校の連携が更に発展し、「更なる新メニューの開発」、「学生を町に誘致しての宿泊研修(町内視察、甘エビの漁船や水揚げ作業見学)」、「漁業関係者とのディスカッション」など、学生の将来に役立つ体験の機会を数多く企画していただきました。町民の皆様は町をあげて学生の育成に積極的に参画してくださり、他ではできない学習プログラムが誕生しました。
 教職員も地域との連携の重要性を認識し、今後の職業教育に役立つ大きな気づきを得た事例となりました。

札幌ベルエポック製菓調理専門学校 調理師科 事務局長 関口 崇之