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神戸製菓専門学校 卒後研修~”味わう”ということについて考える~

卒後研修会には、多くの卒業生が参加しました!

 8月22日(火)に神戸製菓専門学校の卒後研修が行われ、学科を越え、33名の卒業生が参加しました。
 今回のテーマは「“味わう”ということについて考える」。講師は、ザ・リッツ・カールトン大阪の製菓部門など豊富な経験を持つ本校製菓衛生師科・お菓子専科学科長の丹埜先生。おいしさとは何なのか、感覚に影響を与える色や音、温度等の外的要因、五原味、味覚のメカニズム等について、講義と実験を交えて行われました。

 液体の飲み比べによる五原味の識別、砂糖水やクレームシャンティーを使った濃度の識別、ゼリーやチョコレートを使った風味の識別等の実験では、楽しみながら味について感じ、考えられる機会となりました。
 また、食べて感じたことを言葉で表現するワークを通して、自分が感じた“おいしい”をより具体的に表現する方法を学び、語彙力や表現力のアップにつながりました。

  • 講義の様子

    わかりやすく講義する丹埜先生

  • 実験!何の風味がするでしょう?

    実験!何の風味がするでしょう?

  • 楽しみながら学びました

    楽しみながら学びました

  • 感じた味を伝える力を身につける

    感じた味を伝える力を身につける

 食に関わる業界で活躍する卒業生にとって、「味わう」ことを意識するのはとても大切なこと。そのことを改めて意識するいい機会となったのではないかと思います。
 自らのキャリアアップのために、研修で知識を深めることはもちろん、それぞれが現場で活躍する卒業生同士の交流や情報共有の場として、有意義な1日となりました。「ぜひまた開催してほしい」「次回も参加したい」との声が多くの卒業生から上がりました。

(神戸製菓専門学校 事務局 広報 柴原 智美)