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【東洋医療専門学校】 1000人の学生を守る!刺又&護身術の研修を実施しました

2人1組で刃物(模型)を持った侵入者を撃退する実践練習

 東洋医療専門学校では、8月28日(火)に教職員を対象とした刺又(さすまた)の研修会を実施。講師として大阪府警淀川警察署 生活安全課防犯係のプロの方や、淀川区役所市民協働課地域安全防犯セーフティーよどがわの方々にお越しいただき、指導をしていただきました。

 刺又というのは、U字型の金具などに長い木製の柄のついた江戸時代の捕り物のための道具でした。現代では柄の部分が木製ではなく、アルミや強化プラスチックなどになって軽量化が進んでいます。刺又は今や、警察で使用されているほか、小学校、中学校、高等学校などの学校現場から金融機関まで、不審者の侵入に備える防犯グッズとして広まりつつあるそうです。本校では7月から装備しています。

 研修では、刺又の基本的な構えから応用までを実践!刺又を備えていなかったときの対処法として、傘や椅子など身近な道具を使用した自衛のシミュレーションもおこないました。また、護身術も教えていただきました。

 刺又はあくまでも時間稼ぎの道具。通報して警官到着までかかる5分間程度の時間に、連携プレーによって、不審者を制圧するのではなく、それぞれの身の安全を確保することの大切さを学ぶことができました。

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    刺又の代わりに傘や椅子を用いての実践練習

  • 3人で侵入者を取り押さえるシミュレーション

 危険な状況にある時こそ、焦らず、一人ひとりが当事者意識を持ち、いざという時のために対策をしておくこと、そして、教職員全員で約1000人の学生たちの命を預かっている身としての認識を深め、チームワークを発揮できるよう準備することが重要だと実感しました!

東洋医療専門学校 事務局 広報担当 南谷 菜々子)