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【東洋言語学院】 留学生手作りの夏祭りで地元の人々と交流

学校周辺の人々との交流が行われた東洋言語学院の夏祭り

 滋慶学園の基本である“地域との交流”をコンセプトに8月13日、夏祭りを開催しました。文化・習慣の異なる留学生が日本で安心して生活するためには、地域の信頼は欠かせないことから、学生たちが地元の方々に呼びかけて開催したもので、終日、国際的な交流が展開されました。

 夏祭りの開催にあたってまず、学生たちは周辺の方々への告知から始めました。団地やマンションの管理室に挨拶に赴き、許可を得て掲示板にポスターを貼らせてもらったり、チラシを配ったり。慣れないながらも学生たちは非常に楽しんで夏祭りへの案内をしていました。

 さらに学生たちは、地域の方々が来られたときに何をすれば喜んでもらえるのか、どうすれば外国人である自分たちを理解してもらえるのかをコンセプトに企画立案を進めました。その結果、フォトコンテスト、コスプレコンテスト、言語教室などを開くことに決めました。

 ◆《フォトコンテスト》 『私がみた日本』をテーマに全校生徒から写真を募集、こんな日本をおもしろいと思っている、こんな日本を不思議に思っているなどコメント付きで学内に掲示しました。来校者からは一言コメントを記入の上、投票してもらいました。
 ◆《コスプレコンテスト》 子供のころに見たアニメをきっかけに日本留学を決めた学生がいるなど世界で大人気の日本が誇るサブカルチャー、アニメ・マンガ。参加者は作品のキャラクターになりきり、演技を披露。地域の方々も非常に楽しんでくれていました。
 ◆《言語教室》 学生たちは学ぶ立場から、教える立場に。6ヶ国語の外国語教室が一日かけて開かれました。学生たちはどうすれば、授業に参加してくれた日本の方々が少しでも多くの言葉を覚えて帰ってくれるのか、意見を出し合い、非常に特徴的な授業を展開しました。

 ほかにも、世界のゲーム、世界のカフェをテーマにブースを構え、全校を挙げて地域の方々を迎えました。校内では終日留学生と地元の方々との交流場面があちらこちらで見られ、地域の方々からは「日本語学校はこれまでどんなところかイメージできなかったが、実際に来てみてよくわかった」「留学生がなぜ日本に来ているのかわかった」などの声が聞かれました。

 今後も外部に対して積極的に働きかけ、本校の学生と地域の方々が深く交流していける場面を作っていきたいと考えています。

  • コスプレコンテスト

    コスプレコンテスト

  • フォトコンテスト

    フォトコンテスト

(喜多)