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デザインと動物・ECO分野の卒業進級制作展「we are TCA 2022」を開催しました

 2月4日(金)、5日(土)の2日間、幕張メッセ国際展示場ホール11において、東京コミュニケーションアート専門学校とTCA東京ECO動物海洋専門学校の卒業進級制作展「we are TCA 2022」が開催されました。1年間の学びの集大成として、東京コミュニケーションアート専門学校は、産学連携教育の核となる「企業プロジェクト」作品を中心にデザイン、イラスト、ゲーム、アニメ、マンガ等の作品を展示しました。TCA東京ECO動物海洋専門学校は、「企業プロジェクト」や研究発表とともに、カピパラやハ虫類などの生体の企画展示やドッグトレーニングのデモンストレーション等も行いました。
 
 「企業プロジェクト」は即戦力となる人材を業界や企業とともに育成するもので、課題のオリエンテーションから始まり、企画、作品制作、さらにプレゼンテーションまでを仕事と同様のプロセスで、プロの講師の指導を受けながら行う実践授業です。創造力はもちろん、コミュニケーション力、プレゼンテーション力の向上に注力しており、会場内に設けられたプレゼンテーションステージでは、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、ユザワヤ商事株式会社、株式会社伊藤園などの企業プロジェクト作品を各企業の担当者をはじめ、篠塚正典学校長、イラストレーターで教育顧問のひろき真冬先生を前に学生たちがプレゼンテーションを行い、講評をいただきました。この模様はYoutubeでライブ配信されました。

幕張メッセ国際展示場ホールで開催された「we are TCA 2022」

 コロナ禍で昨年度は学校内での開催となりましたが、今年度は2年ぶりに幕張メッセでの開催となり、学生と教職員全員の抗原検査を両日朝に実施、来場者は企業、保護者、卒業生のみとし、会場内が密にならないよう時間を区切った予約制をとり、受付では検温、手指消毒とアンケートを全員に実施するなど、徹底した感染対策を行いました。高校生向けには、両日で計12回のオンライン見学会を実施し、多くの高校生が参加しました。

  • (02) 受付では来場者の検温、消毒、アンケート実施など感染対策をとって実施

  • (03) 会場入口のデジタルサイネージ

  • (04) 自動車デザイン科の企業プロジェクト作品

  • (05)TCAECO分野では生体(動物)を展示し、解説やデモンストレーションを行いました

■スズキ、日本マイクロソフトをはじめ今年度取り組んだ企業プロジェクト作品をはじめ、
SDGsへの取り組みも展示

 東京コミュニケーションアート専門学校の展示エリアには、自動車デザイン科のスズキ株式会社のプロジェクト作品をはじめ、昨年開催されたの「COM GAME & e−Sports SHOW」で注目を集めた日本マイクロソフト株式会社と株式会社BOUKEN WORKSのAzure Kinectを利用した謎解き脱出ゲーム、株式会社サンライズのメカアニメーション、東映アニメーション株式会社の映画「ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」制作などがズラリと展示されました。

  • (06)次世代Youtuberキャラクター制作

  • (07)日本マイクロソフトのAzure Kinectを利用した謎解き脱出ゲーム

  • (08)株式会社サンライズ「メカアニメーション作画ゼミ」の作品

 今年度、企業プロジェクトで積極的に取り組んだ「SDGs」。江戸SDGs推進部DGs推進課SDGs推進センターからの課題「江戸川区SDGs推進部「SDGs Month in EDOGAWA」ラッピングバスデザイン制作」では、2名の作品が採用されて学生がデザインしたバスが江戸川区を走りました。このプロジェクト作品のほか、ユザワ屋商事株式会社「サスティナブルの流れで手作り人口を増やすための企画提案」などを『SDGs特設ブース』で展示しました。

  • (09)「山形の新しいリゾート地で体験する感動をデザインする」

  • (10)江戸川区環境

 企業プロジェクトのPH PARIS JAPON株式会社「ピエール・エルメ・パリの未知なる可能性とプロモーションの提案」で、滋慶教育科学研究所奨励賞候補作品になった、中国からの留学生で●●専攻のカクさんは「」。日本の大手PR会社への就職が決定しています。

  • (11ピエールエルメ)若者の悩みを商品に反映する企画を考えたカクさん。マカロンを冠した電話ボックス型の「おしえTELBOX」

  • (12ピエールエルメ2)カクさんが提案した「公式インスタグラムの新しいアイディア提案」は見事採用されることに!

 自動車デザイン科で学んだ4年間の集大成の作品を、韓国からの留学生が二人で制作しました。カーデザイン専攻4年のサイさんが、親世代をターゲットにした自動車を企画・デザイン。サイドから見ると流れるようなラインが特徴というデザインを、自動車モデル専攻のイさんがモデリング。CG映像も制作しました。日本の自動車が好き、特にマツダのデザインが好きで就職を目指して高校生から日本に留学したサイさんはその夢を実現し、4月からはマツダ株式会社に就職が決定しています。イさんは韓国の企業に就職内定し、モデリングの仕事をしていく予定です。

  • (13自動車)韓国からの留学生、サイさん(左)カーモデル専攻4年イさん

  • (14自動車)卒業制作作品

■就職・デビューに向けてアピールする、デビュープロジェクトブース、ポートフォリオ作品展示コーナーを設置
来年度(2023)に卒業する学生たちの作品集(ポートフォリオ)も一挙に展示、ブース脇には企業の採用担当者との面談スペースが設けられました。また、マンガ、コミックイラスト、ノベル、シナリオ等でデビューを目指す学生たちの作品を、一挙に展示するコーナーを設け、マンガ編集部や企業の方々に作品をご覧いただきました。また、会場内で編集者に学生一人ひとりの作品をご覧いただく「出張編集部」を開催し、在校生が希望する出版社やマンガ雑誌の編集者に作品をプレゼンテーションしました。

(ポートフォリオ) ズラリと並ぶポートフォリオ。来年度の就職活動はすでにスタート
(出張編集部)直接編集者からアドバイスがいただける出張編集部を会場で開催
(エクストラ)全国の姉妹校を含むマンガ家を目指す学生作品の中から選抜された作品が掲載された「エクストラ」
(企業) 企業の採用担当者や編集者の方々との面談スペースも用意

■1年間の学びの成果、ワンちゃんをはじめカピパラやタカなどの生体、水槽、恐竜模型などを展示・発表
原稿ありダミー

  • (ECOのプレゼン)

  • (恐竜)

  • (水槽)

  • (わんちゃん)

  • (自然)

  • (トリマー) ※横位置にトリミング

  • (触れ合い) ※横位置にトリミング

  • (動物飼育)

■企業プロジェクトや滋慶教育科学研究所奨励賞候補作品を学生がプレゼンテーション

原稿ありダミー

  • (プレゼン)

  • (プレゼンオンライン)