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東京メディカル・スポーツ専門学校の教員 東南アジアのオリンピック「SEA GAMES カンボジア大会」でミャンマー代表の柔道チームに帯同しました

治療チームの集合写真。鍼灸師科の印南先生(右端)と柔道整復師科の大野先生(左から2番目)

 東京メディカル・スポーツ専門学校は、2年に1度開催される東南アジアのオリンピック「SEA GAMES カンボジア大会」(5月5日~17日)に、学校を代表して柔道整復師科の大野智子先生と鍼灸師科の印南(いんなみ)秀先生を派遣。ミャンマー代表の柔道チームをサポートしました。

 この活動は、10年以上も前からミャンマーでトレーナー技術指導やチームサポートを行ない、ミャンマー政府公認のトレーナー団体「PARK TRAINERS ASSOCIATION」の代表をつとめる中島嘉和先生のお力添えがあって実現しました。中島先生は柔道整復師科2年生の実技授業を非常勤講師として担当し、学生に現場の様子も含めて指導をしてくださっています。

 今回の帯同では、ミャンマーの選手の応急処置、テーピング、治療などを中心に行いました。特に今回初めて鍼灸師がサポートに来たということもあり、鍼治療の需要が非常に高く、他国の監督やコーチ、選手らも興味深く見学をしていました。東南アジアはどの国の選手も、テーピングの巻き方や治療についての知識・技術があまりなく、本校の教員たちが積極的にサポートすると、多くの国の選手らから感謝されました。

  • 試合前のミャンマー選手にテーピングを行う

  • 選手とのコミュニケーションを大切に

 まだまだ治療やコンディショニングの認知度が低い東南アジアですが、大会期間中にミャンマー代表以外でも治療やテーピングなどの活動を通じて国際交流を行うことができ、日本の技術や知識を広める絶好の機会となりました。今後もこの交流を活かし広げていくことで、東南アジア全体を舞台に、トレーナーとしてスポーツ選手の成長に貢献できるようになりたい、と思います。

  • 鍼治療の様子

  • 多くの選手の治療に携わりました

東京メディカル・スポーツ専門学校 柔道整復師科)