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東京・西葛西でともに生きる 地域と繋がる新田フェスティバルに参加しました! 東洋言語学院

天候にも恵まれ、準備も万全の状態で出店!お客さんの目線に合わせて日本語で接客に挑戦!

 東京都江戸川区の葛西「四季の道」・新田地域ふれあいフェスティバルが5月28日(日)に行われました。これは毎年5月に東洋言語学院の近くで行われている新田地域のお祭りで、コロナ禍による中止も続き、今回は4年ぶりの開催になりました。

 私たちはここ数年、新型コロナウイルスの感染対策を行う中で、地域の方々との交流は見合わせ、江戸川区の住宅街の中にある日本語学校としての強みを十分に生かすことができませんでした。そこで、地域の方々とのコロナ禍前を越える新しい関係性を築くため、再開した新田フェスティバルをきっかけにより多くの方々に、留学生のことや学校のことを知ってもらいたいと考えました。

 全部で34の国・地域の留学生有志の実行委員が、模擬店や日本語教師体験教室、言語教室の運営を行いました。全く異なる文化的背景を持つ学生たちが唯一の共通語である日本語を使い、自分たちのこと、そして学校のことを知ってもらうため、好天に恵まれた梅雨入り前の日曜日、大きな声と笑顔で地域の人たちと1日を過ごしました。
  

  • 3種類のソースがあるナチョスについて笑顔で説明。心からのお礼も欠かせません!

  • 商品の完売、学校見学への誘導を目指して、ビラ配りでお客さんの呼び込みも行いました

生きた日本語を使う絶好のチャンス!

 ある学生は模擬店の接客中に来場した方から、「こんなにたくさんの留学生が(東洋言語学院の)あの建物にいるなんて知りませんでした」と声をかけてもらったそうです。

 また日本語教師体験教室では、参加していただいた地域の方が逆に学生たちに葛西・新田地域について話をしてくださいました。参加していた学生たちは「あ!その場所について知っています!」「行ったことがあります!」と、生きた日本語を使うチャンスを楽しんでいるようでした。
  

  • 来校した方が外国語レッスンに挑戦!スペイン語・イタリア語・インドネシア語と次々回っていました

  • 小さなお客様にも外国語レッスンが好評。「もう一回やりたい!」と帰り際に感想をもらえました

 江戸川区は国籍・年齢・性別などの多様性を認め合い、誰もが安心して暮らせる『ともに生きるまち』を目指しています。そんな地域の方々に、私たち東洋言語学院が貢献できることはますます増えていくと考えられ、アフターコロナでの地域との関係構築を今後、さらに進めてまいります。
 

東洋言語学院 教務部 鳥居真奈)