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「全国看護学生作文コンクール」最優秀賞
 大阪医療看護専門学校の学生が受賞しました!!看護師をめざすきっかけとなった友達との思い出

 「私と看護」をテーマに全国の看護学生から作文を募集する「第14回全国看護学生作文コンクール」で、大阪医療看護専門学校2年生(応募当時1年生)の長田真歩さんの作品が見事、最優秀賞に輝きました!小学生の時、ダウン症の友達の体に大きな手術の跡があるのを偶然見て、「生きていることが恵まれたこと」と気付き、看護師をめざす大きなきっかけになったと綴っています。全国から寄せられた2200以上の作品の中から選ばれました。

 長田さんは、自分自身が看護師になりたいと思うようになった友達との思い出、とくに手術の跡を見たときの衝撃と自らの無力感、そこからの気づき、そして将来に対する夢を丁寧に書き込みました。手術室に入るときの友達の孤独で不安な気持ちに想いを馳せ、「一番近くで寄り添うことができるのは看護師、特に手術室に入ることのできる手術室看護師だと私は思う」と記し、オペナースになる夢を述べています。

 ※長田さんの最優秀賞作品『無力さが変えてくれたもの』
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孤独で不安な患者さんに、近くで寄り添えるのは看護師

 東京・有楽町の東京交通会館ビルで行われた授賞式では、全国から受賞した学生が集まりました。長田さんは最優秀賞の賞状とトロフィーを授与された後、受賞者を代表して作品を朗読しました。

 長田さんは、「今回はびっくりするような賞をいただき光栄に思います。今後も夢に向かって頑張って取り組んでいきます」と話していました。

 このコンクールは、NPO国際看護支援センターと全国看護学生作文コンクール実行委員会が主催。毎年全国の看護大学・看護短期大学・看護専門学校などの看護師養成機関に在籍する学生が参加し、「私と看護」をテーマに自分自身が看護師を目指したきっかけや将来のビジョンを作文にしていきます。

 本校の学生たちは冬休みの課題の一つとして、このコンクールに向けて作文に取り組んでいます。2020年には本校の学生が優秀賞を受賞し、団体部門でも優秀団体賞を受賞しました。看護師になるにあたって、書く力は非常に重要になってきます。今後とも学校一丸となり、すべての看護学生が患者さんに寄り添い、信頼される看護師になれる学校として人材育成に取り組んでまいります。

大阪医療看護専門学校 広報担当 須藤啓太)