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東京バイオワイン・リカレント講座<赤ワイン・白ワイン>完成!!

 東京バイオテクノロジー専門学校(東京都大田区)は、社会人を対象に「飲む贅沢、造る楽しさ、知る喜び」をテーマに、ワイン醸造を学ぶ体験プログラムを9月2日(土)から全8回で開催し、このほどワインが完成しました!! 日本屈指の醸造家から直接ワインを学び、専門家の視点で深く掘り下げ、もっと知る、そして楽しむ―というオリジナルプログラム。世界で活躍する醸造家を養成する学校だからこそ、実現しました。なんと、2023年度秋季生は全員がソムリエ資格をもつというハイレベルの本格的な講座でした!

 Cfa Backyard Wineryの醸造責任者 増子敬公氏・増子春香氏が担当する「醸造実践」の講座では、山梨県産の葡萄を教材原料とし、ラボベースで赤(カベルネ・ソーヴィニョン)と白(シャルドネ)のワインを醸造しました。本校の醸造発酵コースの学生もお手伝いさせていただき、製造過程であるブドウの選別から除梗(じょこう)、破砕、そして発酵へ。さらに圧搾、熟成、滓引き(おりびき)、瓶詰め…と、全工程を実習形式で進めていきました。

 また、葡萄の品種や栽培方法、ワインの製造法、醸造に関わる微生物学なども学び、醸造家視点でのディスカッションも行われました。全国各地で活躍する現役の醸造家が熱く語る“醸造家たちのマイルーツ・マイルール”では、青森県から有限会社サンマモルワイナリーの寺沢文也氏、北海道・岩見沢市から株式会社宝水ワイナリーの久保寺祐己氏、そして福岡県からは都市型ワイナリーの第一人者である博多ワイン醸造所の高嶋希世美氏(株式会社スイミージャパン所属)が参加。それぞれの特徴や想いを直接伝えました。

 知れば知るほど魅了されるワインの世界について、もっと知りたい!!が現在進行形で継続するワイン講座となっています。

 醸造家を交えた受講生たちのディスカッションも活発な内容でした。普段は全く違う業界でご活躍の受講生の皆ですが、授業の日ばかりは、ワイン好きという共通のテーマについてみんなで学ぶワクワク感が伝わってきました。とくに、教材として醸す原料の葡萄が到着したときの期待感に胸を躍らせている様子や、実際に醸した各ワインをテイスティングしているときの満足感あふれる表情が印象的でした。

 醸造家から学び実際に“葡萄からワインへ醸造”ができる東京バイオテクノロジー専門学校の社会人向けリカレント講座に、今後もご期待ください!!

⚫︎リカレント講座パンフレットはこちら

※講座の詳細は下記URLをご確認下さい。
 https://www.bio.ac.jp/recurrent/wine

東京バイオテクノロジー専門学校 キャリアセンター 産学連携・新規事業推進センター 杉田 佑輔)