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好きを仕事に!職業体験フェスタと、JIKEI COM GAME&e-Sports SHOW・若きクリエーター展 同時開催で1万人近く集まりました!

 “好きを仕事にする”素晴らしさを伝えたい―。滋慶学園グループの関東の25校による「職業体験フェスタ2023 滋慶学園とともに」(同実行委員会など主催)が11月10日(金)と11日(土)、千葉市の幕張メッセで開催されました。参加した中学生・高校生らは、音楽・ダンス・映像などのエンターテインメントから医療・福祉、製菓・調理、スポーツ関連、美容など、多種多様な仕事の中から自由に職種を選んで体験。将来の夢、やりたいことを考える機会になりました。

 会場では、デザインやゲーム、エンターテインメントなどを学ぶ学生たちの「JIKEI COM GAME&e-Sports SHOW 若きクリエーター展」も同時開催。札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、神戸、福岡の全国30校が参加しました。企業と取り組んだ産学連携プロジェクトの作品展示とプレゼンテーション、eスポーツ大会を観ることができるイベントです。職業体験フェスタとあわせ、2日間で1万人近く集まり、大盛況でした。 

大勢の中学・高校生、留学生が続々と参加

 午前11時、イベントのスタートとともに、大勢の中学生、高校生、企業関係者が続々と会場を訪れ、職業体験プログラムに参加したり、クリエーティブ系の学生による企業プロジェクトの作品を観覧したり、ゲームに挑戦。若い外国人留学生のグループの姿もあり、一部のゲームは行列ができるぐらい人気を集めていました。

 職業体験フェスタは昨年に続いて、今年で2回目。①デザイン・ゲーム・IT・イラスト分野、②動物・海洋・ペット・環境分野、③バイオ・化粧品・医薬品分野、④医療・保育・福祉分野、⑤スポーツ分野、⑥音楽・ダンス・映像・エンターテイメント分野、⑦美容分野、⑧ホテル・ブライダル・観光・エアライン分野、⑨製菓・調理分野―の9分野の職業体験プログラムが用意されていました。

 これに加え情報学分野として、2023年4月に開学した東京情報デザイン専門職大学(江戸川区小松川)がブースを設置。感性情報処理や、情報デザイン実習を担当する教員がセミナーを行い、これからの時代が求める情報デザイン、情報科学について解説していました。午前中から会場を訪れていた滋慶学園グループの浮舟邦彦総長も視察。中鉢良治学長と話し合ったり、説明を受けたりしていました。

パフォーマンスやライブ、セミナーで盛り上がりました!

 メインステージでは、最初に東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)の学生による、ゴスペルアンサンブルのオープニングアクトで会場を盛り上げました。続いて海外名誉教育顧問の基調講演や、業界の特別セミナーのほか、エンターテインメント分野ではK-POPパフォーマンス、高等専修学校のアイドルグループ「SO.ONプロジェクト」のライブなどが繰り広げられ、大勢の若者が視聴していました。

 音楽系の学校で学内予選をへて出場した若きミュージシャンたちのライブでは、終了後に名誉学校長の湯川れい子先生が出演者らを激励しました。「皆さんには多くの夢を持って頑張ってほしい。そのポテンシャルがあるということなのです。私は皆さんの演奏が聴けて嬉しかったし、楽しかった。これからの活躍を期待したいと思っています。また、それぞれの業界においては、若い才能と日本のマーケットの発展をよろしくお願いしたいと思います」と語りました。

 多くの産学連携企業プロジェクトの中から選ばれた作品のプレゼンテーションでは、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)のマイクロソフトとのプロジェクトで、画像生成AIソフトを用いたミュージックビデオ作成などの発表があり、企業関係者も注目して聞いていました。また、コーヒー業界で活躍しているバリスタの卒業生は、エスプレッソにミルクで絵を描くラテアートを披露。会場からは拍手喝采が沸き起こりました。

デザインやアニメなどクリエーティブ系14職種 動物ふれあい体験も

 デザイン・ゲーム・IT・イラスト分野では、ゲームキャラクターデザイン&CGに挑戦するコーナーや、アニメーション作画体験、コミックイラスト体験など様々なプログラムを用意して、中学・高校生たちを迎えました。この分野だけで14職種の体験コーナーがありました。動物・海洋・ペット・環境分野では、水族館のことを学べるコーナーや、ペットの犬やオオトカゲの世話をしたり、モルモットとふれあったりできるコーナーがあり、中学・高校生たちが好奇心いっぱいの表情で体験していました。

運動能力計測などスポーツの仕事体験、クッキーづくりでパティシエ体験

 スポーツの関連では、ケガからの復帰をサポートするリハビリや、運動部の活動でも活かすことができるトレーニング法、接骨院の仕事、コンディショニングに効果があり手軽にできる鍼灸などの体験。実際に運動能力を計測するコーナーもありました。人だかりが出来ていたのは製菓・調理分野です。参加者たちは、パティシエの体験コーナーではクリスマスアイシングクッキーづくり、また調理体験ではカップで作るちらし寿司に挑戦していました。

医療・保育・福祉は盛りだくさん バイオでは香水づくりも体験

 医療・保育・福祉の分野は、さすがに盛りだくさんのプログラムを用意。電子カルテに入力する医療事務や、“赤ちゃんを泣き止ませる”をテーマにした看護の仕事、目で見る仕組みを学ぶ視能訓練士体験、透析装置などの医療機器を扱う臨床工学技士の体験、ロボットによる最新の介護の体験、歯科材料を使ってスマホの落下を防ぐスマホリングの作成…。身近なものから興味・関心をもってもらおうという工夫が見られました。バイオ・化粧品・医薬品のブースでは、オリジナル香水をつくる体験や、自分の好きな色を選んでカラーのリップクリームをつくる体験が女子生徒に人気でした。

新婦の写真撮影体験 在校生によるヘアアレンジ&ヘアセット

 ホテル・ブライダル・観光・エアラインのブースでは、ホテルの仕事の体験や観光&エアラインの仕事の体験、さらに新婦の写真を実際に撮ってみようというウェディングフォト体験などを提供。ブライダル分野だけでも、ウェディングプランナー、ドレススタイリスト、フラワーコーディネーター、フォトグラファー、司会者など様々な仕事が目指せることをアピールしていました。美容分野では、在校生にヘアアレンジとヘアセットを実際にやってもらうプログラムが大人気。業界とのコラボで「在学中からプロの現場を経験できる」ことや、美容の技術を競うコンテストなどのキャンパスライフ、目指せる職業のPRをしていました。

ダンス、作曲、Vチューバ―、アフレコ体験…将来の夢は?

 音楽・ダンス・映像・エンターテイメントのジャンルでも、数多くの体験プログラムが用意されていました。ヴォーカルトレーニング、ギター演奏、ダンスクリエーター、Ⅴチューバ―、作曲家、声優アフレコ体験、映像業界の特殊メイク体験…。指先でタップすることでリズムやサウンドを生み出すドイツ会社のデバイスAbleton Live(エイブルトン・ライブ)の体験もありました。色んな職種に興味津々の生徒たちはワクワク、ドキドキ、楽しみながら将来の夢・やりたいことを探しているようでした。

産学連携の成果・アイデアが満載! 若きクリエーター展

 職業体験フェスタとともに2日間にわたって開催された若きクリエーター展では、企業プロジェクトで学生が取り組んだプロモーション企画・研究成果36作品が展示されました。JIKEI COM GAME&e-Sports SHOWのゲームプロジェクトやAI関連の発表、CGアニメーション、エンターテインメント関連の企画を含めると、トータル74もの発表となりました。全国30校から選りすぐられた学生たちの作品ばかりで、ユニークな企画・アイデア、研究の一大発表会となりましました。

職業体験フェスタ

主催

職業体験フェスタ実行委員会

出展学校名

(Webセンター)