「滋慶学園グループ トリミングコンテスト全国大会」が1月30日(火)、イオンペット株式会社の協力のもと、産学連携コンテストとして開催されました。今大会では滋慶学園グループ全国6校（仙台・東京・大阪・名古屋・福岡・北海道）から代表学生が18名出場。コンテスト課題であるトイ・プードルのテディベア・カットに挑戦しました。北海道エコ・動物自然専門学校からは2年生2名の代表学生が出場し、見事入賞することが出来ました。

　課題のテディベア・カットではプードルの骨格を意識しつつ、その犬の短所をカバーして長所を伸ばし、最大限に犬の可愛らしさや格好良さを表現します。またカットだけではなく、シャンプーやブローが確実に行われていなければカットの表現も難しくなり、審査の減点対象ともなります。

　北海道エコの代表学生は、昨年12月に学内で行われたコンテストを勝ち抜いて、全国大会の出場権をゲット。2名は緊張しながらも同級生からのメッセージ動画や、今大会が行われた大阪に国内研修で来ていた1年生の応援を受け、これまで学んできた基本と感性を十分に発揮。入賞につなげました。

　審査員の先生方からは、「全体のバランスが良かった」「出場者の中で顔が一番かわいくカットできていた」「欠点をカバーしてカットできている」などのお褒めのコメントや、「カット時の犬との距離や目線の取り方」「鋏の使用方法」などのアドバイスをいただきました。2人には3年生を目前に新たな改善点や目標を明確に出来た機会となりました。見学した１年生にとってもいい刺激になったことでしょう。

（北海道エコ・動物自然専門学校　動物飼育学科　向　日奈子）