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地域とつながる・地域を知る 新田フェスティバル 「東洋言語学院があって良かった」と言ってもらえるように

 東洋言語学院本校舎のすぐそばの新田六号公園で5月26日(日)、東京都江戸川区主催の「葛西『四季の道』・新田地域ふれあいフェスティバル」が開催され、職員・学生総勢70名が参加しました。毎年恒例のこのイベントへの参加は、私たちの海外広報でも積極的に話をしています。地域の方々と様々な形で交流ができることが、東洋言語学院の強みの一つになっています。

 今回参加するにあたり、2つの目的を決め、職員や実行委員の学生たちで共有をしました。その一つは、地域の方々に留学生のことを正しく理解してもらうこと。もう一つは、学生たちがこの地域のことを知るということです。当日朝のミーティングで目的を確認したのち、職員、実行委員全員で、思いっきりの笑顔でコミュニケーションをしよう!と、お互いの笑顔チェックを行いました。

 実行委員の学生たちは、会場でドリンクの販売を行う模擬店、学校の中を案内する校内ツアー、自分の言語を教える言語教室(イタリア語・ヒンディー語・テルグ語・韓国語・スウェーデン語・スペイン語・タイ語・中国語・トルコ語・英語の10か国語)の3つのチームに分かれ、授業の合間に何度もミーティングや練習を重ねました。

 前日の準備は教室内の掃除からスタート。ドアのガラス窓など隅々まで見逃さずに磨き上げて飾りつけも行い、地域の方々を迎える準備を整えました。この江戸川区には約69万人の人々が暮らしていますが、夜間人口と昼間人口の差が大きいという特徴があります。そのため、日曜日の日中に行われたこのイベントには、学生たちが普段あまり出会わない家族連れが多く参加していました。いつもと違う環境で、いつもと異なる人たちと緊張しながらも日本語で交流し、成功体験を手に入れたことは、学生たちの日本語学習の強い支えになるはずです。

 当日は模擬店・校内のイベント共にたくさんのゲストに来ていただき、大盛況で終えました。朝のミーティングでは緊張した面持ちだった学生たちですが、自分たちで考えた「笑顔」と「あいさつ」のキーワードを忘れずに、最後までやり抜くことができました。

 また、地域の方々からは「ほんとうに日本に来てまだ3か月ですか?」「40ヵ国以上の学生さんがいるなんて、知りませんでした」という声をいただき、江戸川区との距離がまた一歩、縮まったように感じられる日となりました。『東洋言語学院がここにあって良かった!』と言ってもらえるように、地域に信頼される日本語学校を引き続き目指していきます。

(東洋言語学院 教務部 藤田和希)