学校法人 滋慶学園が主催する「第19回チャレンジカップ柔道錬成大会」が8月21日（水）、千葉県総合スポーツセンター武道館（千葉市稲毛区）で開催されました。東京メディカル・スポーツ専門学校（TMS）は大会を主管。柔道整復師科の教員をはじめ、整骨院やトレーナー現場で活躍する卒業生や、学生トレーナーが試合の進行から救護ブースの運営までを行いました。

　この大会は高校の柔道部員の大会出場の機会を創出し、高校柔道の底上げと同時に技術の向上および発展に寄与すること、また高等学校教育の健全な発展と高校スポーツの振興を図ることが目的。千葉県柔道連盟の共催、千葉地区柔道会の後援の下、平成15年から続いています。

　インターハイが終了し、新たに部活の中心となる1・2年生の選手を対象としており、千葉県以外からの有力校も参加する伝統ある大会として確立されています。コロナ禍においては開催を見合わせておりましたが、昨年から再開する運びとなりました。

　今年は千葉県内の高校を中心に約50校が参加しました。前日の合同練習会の間には、本校の同窓会長であり、柔道日本代表のオリンピック選手の専属トレーナーとしても活躍している前村良佑氏によるテーピング講座も開催。実際に選手の骨折を整復する場面を見学することができ、学生トレーナーにとって刺激のあるよい学びの場となったことでしょう。

　【医療×スポーツ】の学びを目的として、当校に入学した学生のトレーナー活動の実践現場として、また高等学校や柔道連盟とのつながりを深めるうえでも意義のあるこの大会を、今後も発展させていきたいと思います。

大会結果は、千葉県柔道連盟のホームページに掲載されておりますのでご参照ください。
https://www.chibakenjudo.com

（東京メディカル・スポーツ専門学校　学生サービスセンター　河村　絵里香）