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J.カレッジ主催・制作 宝塚歌劇団OG6名によるJ.カレッジ・クリスマスコンサート♪♪ タカラヅカの夢舞台に誘う 観客の皆さんを魅了!
2024.12.16
元宝塚歌劇団月組の実力派男役スター、桐さと実さんら元宝塚歌劇団OG6名によるクリスマスコンサート(J.カレッジ主催・制作)が12月1日(日)、大阪・なんばグランド花月YES THEATERで開かれました。桐さんらは宝塚市逆瀬川の音楽とダンスの教室「J.カレッジ」の講師を務めており、コンサートでは歌やダンスの華麗なショーを披露し、集まった約300名の観客の皆さんを魅了しました。
「ザ・レビュー」の曲目で幕が開き、「ベルサイユのばら」の名曲が続くと、オープニングから会場はすっかり<タカラヅカの世界>に染まりました。桐さんが「6名の宝塚OGで頑張って舞台を作っていきたいと思います」と挨拶。メンバーの自己紹介を「若い者順で」とウイットに富んだトークで会場を沸かせ、日向燦さん、毬穂えりなさん、絵莉千晶さん、美苑えりかさん、しのぶ紫さんの順で挨拶しました。
桐さんが「ベルサイユのばらは今年で初演から50周年です。初演を観られた方は」と呼びかけると、客席のあちこちから手が上がりました。
その後、ディズニーソングやミュージカルの楽しい歌やダンスで大いに盛り上がりました。桐さんが初演でジェラルド役を演じた「ミー・アンド・マイガール」のナンバーを披露した時は、しのぶさん、美苑さん、絵莉さんらが客席に降りて踊りました。お客さんも一緒になって手の振り付けをまね、舞台と客席が一つになり、会場のボルテージは最高潮に達しました。
後半の第2部はお囃子が突如響き渡る中、桐さんと美苑さんが息もぴったり深川マンボを踊りました。意表を突いた日本舞踊に続き、アジアンテイストな曲やミュージカルの曲が次々と登場。さらに懐かしいタカラヅカの名作の数々を6名が歌やダンスで披露すると、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。
6人が集まって稽古するのは難しく、スマホの動画を使って練習したエピソードも紹介。日向さんは「ふだんステージとは違う仕事をさせていただいておりますので、こういう経験ができるのも観に来て下さる皆さまのお陰と改めて実感しました」、毬穂さんは「自分が出ていた作品の歌をたくさん歌うことでき、楽しかったです。皆さんの笑顔が見られたことが本当にうれしい」と話し、昨年の体調不良で出演できなかった絵莉さんは「昨年の分も今年楽しく過ごさせていただき、ありがとうございました」と満面に笑みを浮かべて感想を述べ、丁寧にお辞儀をしました。
美苑さんは「難しいナンバーを躍らせていただき貴重な思い出ができました。まだ拙い日舞ですが、温かく見守ってください」と語り、しのぶさんは「今年は全員そろってコンサートができることになり、本当によかったです。最後まで観ていただき、感謝いたします」と挨拶しました。桐さんが「稽古ごと場面ごとにみんながアイデアとか振りとかどんどん意見を出してくれて、舞台がよいものになっていきました。団結力は素晴らしく、私はすごく助けられました」と振り返りました。
コンサートのフィナーレはクリスマスメドレーで、6名の伸びやかな歌声が響き渡りました。
(Webセンター)