お知らせ

News

近畿高等学校アーチェリー選手権大会で救護・ケア活動に従事 ~実践を通じた「スポーツ理学療法」の最前線と未来を担う人材育成~

 大阪医療福祉専門学校 メディカルトレーナーコースの学生が6月21日(土)・22日(日)の2日間、ヤンマースタジアム長居で開催された「近畿高等学校アーチェリー選手権大会」において、選手のケア・救護活動に全面的に従事しました。この活動は、理学療法士の専門知識を活かしたスポーツ現場での実践的なサポートであり、将来のスポーツ理学療法を担う人材育成の在り方の最前線を示すという意義があります。

長年のメディカルトレーナー活動 安全を支える実践教育として評価

 スポーツ庁は、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)などの大会開催にあたり、生徒の健康管理を徹底するとともにスポーツ障害の予防施策を推進するよう指導しています。本校でも早期から様々な高校生の競技で、メディカルトレーナーを目指す学生らが中心になってサポートを行ってきました。

 高校スポーツにおける医療サポートの重要性が高まる中、今回は大阪府教育庁教育振興室の保健体育課高校総体グループより依頼を受け、滋慶学園グループが近畿高等学校アーチェリー大会の医療サポートを担うことになりました。これは専門的な知識と、実践力を兼ね備えた理学療法士を目指す学生への期待の表れと言えます。

 酷暑の中での開催となった今大会では、理学療法士としての専門性と現場経験が豊富な教員の指導のもと、学生たちが中心になって活動しました。競技中のアクシデント発生時には迅速な応急処置を行い、疲労回復や怪我の予防に繋がるコンディショニングケア(テーピング処置、アイシング、ストレッチ、マッサージなど)を積極的に実施。選手一人ひとりの状態を見極め、個別に対応する理学療法の視点が、アスリートのパフォーマンス維持と安全確保に大きく貢献しました。

「ありがとう」が原動力に ~実際のスポーツ現場で磨く人間力~

 参加した学生たちは、この2日間の活動を通じて、多くの学びと成長を実感しました。「初めての大規模大会で緊張しましたが、理学療法士として、選手の身体をスポーツ現場で直接サポートできる喜びを感じました。自分の処置で選手が笑顔になった時、『この仕事のやりがい』を強く実感しました」とある学生は語ります。

 また大会関係者からは、「学生さんたちの献身的なサポートのおかげで、選手たちは安心して競技に集中できました。特に理学療法士の知識に基づいた的確なケアは大変助かりました」と、そのプロフェッショナリズムと献身的な姿勢が高く評価されました。

地域とアスリートを支える「理学療法士」育成は本校の社会貢献

 本校は実践的な教育を通じて、社会に貢献できる理学療法士の育成を目指しています。今回のアーチェリー選手権大会のサポート活動は、学生たちが理学療法士としての専門知識を深めるだけでなく、チーム医療の一員としての協調性、そしてアスリートや関係者とのコミュニケーション能力を養う絶好の機会となりました。

 今後も本校は、このような実践的な学びの機会を積極的に設け、スポーツ現場における理学療法士の重要性を発信するとともに、地域社会に貢献できるスポーツ医療の専門家の育成に尽力してまいります。