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筑波8耐トレーナーブースで活動しました! 東京メディカル・スポーツ専門学校 柔道整復師科1年生

 チームによる自転車レース「筑波8時間耐久レースinサマー」が8月9日(土)、茨城県下妻市の筑波サーキットで開催され、東京メディカル・スポーツ専門学校 柔道整復師科の1年生全員で、トレーナーブースでの活動を行いました。1年生は入学してまだ4か月で、ブース活動は初めてという学生がほとんど。この日のために、毎週の授業の中で選手に対するストレッチの仕方を学び、学生同士でお互いに練習しあってきました。

 会場に到着するとすでにレースは始まっており、ブース設営を終えるとすぐに選手たちがケアを受けに来てくれました。学生たちは最初、緊張しながら恐る恐る対応をしていましたがすぐに慣れ、選手とコミュニケ―ションをとりながら対応することが出来ていました。

 8時間の耐久レースとあって、ほとんどの選手は下半身が疲労しており、ストレッチやテーピング、アイシングがケアの主な内容となります。ブースでは卒業生が指導役として参加してくれ、わからないことはその場で教えてくれました。現場では普段の練習では想定していなかったことも起こります。しかし、すぐに卒業生が対応策を指導してくれ、学生はそれを実践できるため「現場力」が身に付く学びになっているな、と実感しました。

 今回は学生59名での参加ということもあり、ブース活動はローテ―ションで回す形になりましたが、学生からは「もっとストレッチをやりたかった」「選手の人に感謝してもらえて嬉しかった」という前向きな言葉が非常に多く寄せられました。結果として189件の対応をすることが出来、昨年以上の成果を出すことが出来ました。

 今回のブース活動を通して、学生たちは「自信」を得ることが出来たようです。初めて選手に触るという学生が多かった中、“やれば出来る!”という気持ちになったことでしょう。この経験を生かして、今後も自信をもって積極的にブース活動に参加し、現場で活躍できる柔道整復師・トレーナーに成長してほしいと思います。

(東京メディカル・スポーツ専門学校 柔道整復師科 小関 孝男)