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食文化教育分科会が「技術研修会」を実施しました 「危険予知」の学びも
食文化教育分科会では8月5日(火)~6日(水)、教育力の向上を目的とする「技術研修会」を神戸製菓専門学校で実施しました。

1日目は、神戸製菓専門学校で非常勤講師として授業を行っていただいているホテルオークラ神戸の前ベーカリーシェフ、斎藤秀喜先生に「働き方改革に伴う作業時間の短縮を考えた時短メニューの提案」をテーマに特別講義を行っていただきました。
製パン業界において、作業の効率化(時短)は課題となることが多く、そのためメニューや業務改善を通じて対応していることや、特に若い世代に対して業界の魅力を伝える工夫、ホテルとの連携による新たな施策を行っていることなどをお話いただきました。


2日目は、一般社団法人滋慶学園グループの中村一博部長に「KY(危険予知)活動について」をテーマに講義をしていただきました。危険を予知することで、ケガや事故は事前に防ぐことができます。実習はもちろん、就職した後も必要なことであり、教員が授業で学生に伝えられるようにグループワークなどを通して学びを深めました。


各学校の取り組みや課題点についてコミュニケーションを取る時間を確保できたことで、今後の授業や教務運営に役立てることができる、非常に有意義な研修となりました。
(神戸製菓専門学校 教務部 松田慎介)