お知らせ
News
【遊びながら学ぶ防災!】大阪医療福祉専門学校 作業療法士学科の学生がユニークな防災啓発活動 ~自助具展示やゲーム、こどもから大人まで「福祉の視点」で体験~
大阪医療福祉専門学校 作業療法士学科の防災コーディネーターコースの学生が8月23日(土)、尼崎市で開催された中学・高校生、尼崎市立ユース交流センターの運営による夏祭り『青フェス2025』でブースを出展し、作業療法士の視点を活かしたユニークな防災啓発活動を行いました。
ブースでは、こどもから大人まで楽しみながら防災・減災について学べるように工夫。消火活動をイメージした輪投げ、グリップを握りやすくしたフォークなど自助具の展示、ペットボトルを使ったモルック、新聞紙を活用したスリッパ作りなどを通して、福祉の視点を取り入れた新しい地域貢献の形を提案しました。

この活動は、将来の作業療法士が防災・減災や被災地の支援という新たな領域でその専門性を発揮し、地域社会の安全と安心に貢献する可能性を示すものです。
近年、災害の頻発化により、地域における防災意識の向上は喫緊の課題です。大阪医療福祉専門学校 作業療法士学科防災コーディネーターコースでは、作業療法士の知識と技術を防災・減災、被災地の支援活動に応用し、誰もが安心して生活できる地域づくりに貢献できる人材育成を目指しています。
この一環として『青フェス2025 in 尼崎』で、こどもから高齢者まで幅広い世代が楽しみながら防災・減災を学べるブースを出展しました。作業療法士の視点から『もしも』の時に役立つ知識や技術を、体験を通して身につけてもらうことを目的としました。金魚鉢に入れる飾りを破損したガラスに見たてて、新聞紙を折って作ったスリッパで歩いてもらい、その丈夫さ・安全性を実感してもらいました。




ブースの企画・準備から運営までを主体的に行った学生たちは、来場者の方々との交流を通して、防災・減災や災害支援に対する意識や課題を直接学ぶことができました。作業療法士としての知識を地域社会に還元する貴重な経験となりました。
今後も本校は、「福祉」の視点から、防災・減災に関する啓発活動を積極的に展開し、安全で安心な地域づくりに貢献してまいります。

