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淀川警察署員とともにランニングパトロール 学生たちが「ながら見守り活動」で防犯意識を高めました 東洋医療専門学校
スポーツの日の10月13日(月)、東洋医療専門学校 救急救命士学科の学生16名が大阪府警淀川警察署とタッグを組んで「ランニングパトロール」のボランティア活動を実施しました。当日は、警察署の方々とともに淀川区内を約5キロにわたってランニング。地域を巡回し、安全確認などを通して地域防犯の一翼を担いました。

ランニングパトロールとは、ランニングをしながら地域を見守る防犯活動です。ウォーキング、買い物、散歩といった日常生活を送りながら防犯の視点を持つことが、安全確保・防犯意識の向上につながるという「ながら見守り活動」の1つとして注目されています。

活動の冒頭、淀川警察署の方からランニングパトロールの目的や注意点などについて説明がありました。「犯罪者は人の視線を警戒するため、パトロール中の“集団の存在”そのものが犯罪抑制につながる」という言葉に、学生たちは真剣な表情で耳を傾けていました。説明後は警察職員の方たちと学校を出発。ランニングをしながら地域の様子を観察することで、防犯意識が高まるとともに地域の安全を支えていることを肌で実感できました。
学生たちにとって今回の活動は、地域社会に貢献する意識を育む貴重な機会となりました。また、地域の安全を支える活動を実際に体験することで、救急の現場だけでなく、事故予防・啓発の面からも社会貢献できる医療人を目指す姿勢が一層強まりました。参加した学生からは「何か特別なことをしていなくても、人がいるということが犯罪を防ぐきっかけになることを初めて知った」「このような活動や活動目的をたくさんの人に広めていくべきだと感じた」といった声が寄せられました。

今後も行政機関や地域の方々との連携を深め、学生が実践的な学びを通して社会貢献できるよう支援を続けてまいります。