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東京メディカル・スポーツ専門学校と東洋言語学院がコラボ授業 理学療法士科の学生が外国人留学生に身体機能チェックを実施しました

 東京メディカル・スポーツ専門学校(TMS)と東洋言語学院(TLS)のコラボレーション授業が2025年11月26日(水)に行われました。4回目となる今回はTMS理学療法士科の学生が主体となり、TLSの外国人学生を対象に筋力測定・関節可動域測定・反射速度評価といった身体機能チェックを行い、その結果をもとに簡単な身体機能トレーニングを実施しました。

 授業は、評価の説明から計測、トレーニングのサポートまで、TMSの学生が英語やジェスチャーを駆使してコミュニケーションを取りながら進行。身体機能チェックでは、普段の授業で学んでいる専門的技術を、どのようにわかりやすく伝えるかが問われました。検査やトレーニング方法などを丁寧に説明する必要があり、英語力だけでなく表現方法・コミュニケーション能力が総合的に求められました。

 言語の壁があっても、身体を一緒に動かすことで自然と会話が生まれ、双方に笑顔が見られる場面が何度も見られました。ボディランゲージを交えた交流で、学生の学びがより深まる結果となりました。

 TMSの学生に実施した事後アンケートでは、「自分から積極的にいろいろな方と話すことができました。もっとコミュニケーションが取れるようにTOEICを頑張りたいと思います」「コミュニケーションのツールとして、もっと英語を勉強したいと感じた日でした」「自分のマッサージで相手が喜んでくれたり、数値が上がっているのを見るとうれしかったです」といった感想が寄せられました。これらのコメントから、学生たちが交流を通して「語学への意欲」「多文化理解」の重要性を強く感じたことがうかがえます。

 学生にとって今回の授業は、専門的技術の実践と国際交流をダブルで体験する大変貴重な機会となりました。今後も本取り組みを継続し、学生が多様な価値観に触れながら成長できるよう、引き続き両校で協力体制を強化していきたいと考えています。