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第25回職業体験セミナー 全国的に認知度が拡大しました! 作文・創作コンテストの受賞作品も地方からが増加
2026.01.28
“プロの世界”を見たり聞いたりしよう! 様々な仕事が体験できる「職業体験セミナー」が12月16日(火)、大阪府立国際会議場で行われました。専門学校などを運営する滋慶学園グループを中心とした職業体験セミナー実行委員会(小路則幸委員長)が主催。中学生・高校生を対象に職業理解を深めてもらうイベントで、関係者を含め約4800人が参加しました。ステージでは大阪スクールオブミュージック高等専修学校のアイドルグループSO.ON projectのライブや、将来の夢や進路などをテーマに作品を募集する「作文・創作コンテスト」の授賞式も行われました。

第25回目の開催となった職業体験セミナー。全国的に認知度が広がっており、わざわざ茨城県から訪れた高校生が熱心にブースを回っていました。また第10回職業体験セミナーからスタートした「作文・創作コンテスト」は、最優秀賞をはじめ受賞した4部門35作品のうち19作品が関西以外から。作文部門の最優秀賞は中学生・高校生ともに地方からの応募でした。授賞式に出席した生徒たちも熱心に体験をしていました。留学生の参加者が増えたのも今回の特徴でした。


茨城県から来た女子高生 1日で15を超える仕事を体験しました!
「ダンスや歌うことが好きで3歳から習っていました。14年間続けています。でも将来の仕事、進路になると正直迷ってしまって…」。こう語るのは國學院大學栃木高等学校2年の村田心花さん。好きなダンスや歌を本格的に学べる学校に進学しようか、安定した仕事につながる学校を選択するべきか…という悩みでした。
「そんな時、9月頃にインターネットで知ったのが職業体験セミナーでした。『職業体験』のキーワードで検索すると上から2番目に出てきたのです。大阪に行って参加したいとお母さんに頼むと、理解してくれました」と振り返ります。参加を申し込み、飛行機やホテルも自分で予約。高校の授業を終え、前泊して朝一番にセミナー会場に来ました。
村田さんは精力的に会場を回りました。個人での参加なので自由がききます。臨床検査技師のブース、作業療法士のコーナー、救急救命士のブース、社会福祉士/精神保健福祉士/心理カウンセラー…。国家資格が必要な安定した医療・福祉分野をしっかり見て体験。自衛隊や警察のブースも回りました。またプロヴォーカリスト、ギタリスト、照明スタッフ、音響スタッフ、作曲、K‐ポップダンサーなど、大好きな音楽分野は楽しみながら体験しました。




ダンスや音楽の学びについて、大阪ダンス・俳優&舞台芸術専門学校の先生から話を聞くこともできました。ダンサーや歌手として踊ったり歌ったりする仕事は、いつまでも続けられるとは限らない。でも、その経験を活かして振り付けや演出、プロデュースの仕事へとキャリアを広げることもできる…。そんなことを教わりました。出会った大阪ECO動物・海洋専門学校の学生スタッフにも話を聞く熱心さでした。
セミナーが終了するギリギリまで見たり聞いたりした村田さん。この日回ったブースは15を超え、多くのことを吸収したようです。「色々な方とお話ができてとても勉強になり、実際の仕事を知ることができました。進路を考えるうえで参考にしたいと思います。大阪に来て本当によかったです」と笑顔で話していました。
70職種以上の体験 森の作業や警察の指紋採取、Webデザインも
職業体験セミナーは、文化庁や大阪府、関西各府県の教育委員会などの後援のもと、滋慶学園グループの25校と企業・団体が協力して運営しました。
体験できる職業は、音楽、声優、俳優、医療、福祉、動物・海洋、クリエイティブ、スポーツ、製菓、調理、カフェ、ブライダル、ホテル、美容…など70職種以上。各業界の専門家や専門学校の在校生・教職員らが、生徒たちをサポートしました。


滋慶学園グループの浮舟邦彦総長は、小路則幸委員長(大阪スクールオブミュージック専門学校)の案内で会場を視察しました。セミナーは今回も林業・木材業界団体の大阪府木材連合会や、自衛隊大阪地方協力本部、第5管区海上保安本部大阪海上保安監部、建築・インテリアの専門学校などの出展があり、それぞれ仕事の意義や魅力を伝えていました。また、今回は書道家、企業経営者の体験ブース、スクールカウンセラーの紹介コーナーが初めてお目見えしました。
大阪府木材連合会の大工・森のお仕事のブースでは、参加者はスタッフのサポートを受けながら丸太切りに挑戦。丸太をのこぎりで切るのは意外に難しいようでした。インパクトドライバーでビスを板に打ち込むフローリングの施工体験もありました。大阪府警察本部では鑑識の指紋採取の体験。生徒たちは「指紋は1人1人違っていて、一生変わらないんだよ」との説明を受け、興味津々でした。
社会保険労務士、公認会計士、税理士、弁護士、教師、スクールカウンセラーといった「先生」の肩書がつく職業にも参加者の興味は広がりました。自衛隊ブースでは災害派遣中に使用する作業服を着用し、止血などの応急処置をしたり簡易担架で負傷者を運んだり、災害現場での救助活動を体験。またブレーンスタッフコンサルタンツのスタッフは、Webデザイナーのお仕事体験をサポートしました。






医療・福祉は救急救命士や臨床検査技師など多くの職種の体験
人命救助に尽力する救急救命士。ブースを訪れた生徒たちは、等身大の人形を使って心臓マッサージをする体験をしました。検査のスペシャリストとして活躍する臨床検査技師の体験コーナーでは、血液検査・細胞検査をについて学び、模型を使って採血のシミュレーションをしました。
義手や義足を製作したり調整したりする義肢装具士のコーナーでは、実際に義足を装着して歩いてみました。歯科技工士は入れ歯や歯矯正装置を作るのが仕事。こちらでは、歯の形を見ながら「歯の立体パズル」を体験しました。




ブライダルやVRクリエーター、イラストレーターのコーナーも大人気
ブライダルのブースでは、生徒たちがブライダルスタッフを体験。結婚式のセレモニーで新郎・新婦に結婚指輪を届けるリングガール、リングボーイの仕事や、バラの花束を運ぶスタッフの役割を演じました。美容師ブースでは、マネキン人形を使って髪にパーマをあてるテクニックを教わりました。さすがに多くの女子生徒でにぎわい、順番待ちの列ができていました。
VRクリエーターの体験は、学校に続く道に設定された様々な障害をクリアしながら目的地へたどりつくことを競うゲーム。参加者たちはゴーグルを装着し、キャラクターになった気分で、夢中になってコントローラーを操作していました。このコーナーも大人気で人だかりができていました。またイラストレーターのブースでは缶バッジ制作。図工の授業のように、ワイワイガヤガヤと楽しそうでした。




このほかスポーツトレーナーの体験ブースでは、スタッフが示すお手本を見ながらストレッチで身体をほぐしました。パティシエの体験では、多くの女子生徒たちが学生スタッフや専門学校の先生の指導で、思い思いのデザインのマジパン作りを楽しんでいました。


■第25回職業体験セミナー
https://www.syokutai.jp/go/