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日韓交流の夢を叶えた卒業生の蔵人 奈良の「春鹿」が日韓首脳会談後夕食会の乾杯酒に!

 東京バイオテクノロジー専門学校の卒業生が醸造に携わる日本酒が、1月13日(月)に行われた日韓首脳会談後の夕食会で乾杯酒として提供されました。外交の場において、日本文化を象徴する国酒が選ばれ、お召し上がりいただいたことは、実学教育を推進する本校にとっても大きな誇りです。卒業生は韓国出身で、自身がかかわった日本酒が、高市早苗首相や李在明大統領をはじめ両政府関係者の交流の場を彩る役割を担ったことに感激していました。

 提供されたのは、奈良市の老舗蔵元・今西清兵衛商店の看板銘柄「春鹿」の『純米吟醸 吟麗』です。奈良は清酒発祥の地とされ、蔵元はこの地で明治17年(1884年)より酒造業を開始。世界遺産の春日大社や東大寺などにほど近い、昔の風情を残す奈良町に位置し、歴史と文化が息づく環境のもとで酒造りを継承しています。酒銘の由来は春日の神々が鹿に乗って奈良の地へやってきたという伝説から、当初「春日神鹿(かすがしんろく)」と名付けられ、その後「春鹿(はるしか)」に改められ今日に至ります。

 今回の夕食会で提供された『春鹿 純米吟醸 吟麗』は、国内外の品評会においても高い評価を得ている一本です。この乾杯酒の醸造に携わったのが、本校醸造発酵コースの卒業生、ファン・ユンヒーさんです。ファンさんは韓国から清酒に憧れ日本へ渡り、地道な努力を重ねて醸造の道を切り拓き、現在は蔵人として酒造りの第一線で活躍しています。

 今回の出来事を受け「日韓交流に貢献でき、私の夢が叶った!」と大喜びでした。本校で学んだ発酵・醸造の基礎知識に加え、微生物学、衛生管理、品質評価、そして実習を通じて培った「手を動かして理解し、再現性を高める力」が、現場の確かな技術へとつながり、信頼に結び付いていると思います。国境を越えて夢を実現し、日本文化の価値を継承する仕事に携わる卒業生の姿は、在校生にとっても将来像を具体的に描け、大きな励みとなっています。

 東京バイオテクノロジー専門学校は、実学教育・人間教育・国際教育を軸に、現場で活躍できる専門性と人間力を兼ね備えた人材育成を推進しています。今後も企業・地域・教育機関との連携をさらに深め、国内外の産業に貢献できる人材の育成を強化してまいります。

「南都諸白」の伝統を現在に伝える春鹿
春鹿は厳選された原料米を高精白に磨き、軽い呈味でまろやかな口当たり、華やかな香りとキレ味の良さを追求した酒を醸してきました。味・コク・香りのすべての点で先進技術と高品質を誇る奈良の酒、「南都諸白」の伝統を現在に伝えることが、創業以来変わることなき姿勢とされています。これらの商品は日本国内にとどまらず、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・オーストラリア・香港など世界十数カ国へ輸出され、人々の豊かな食卓と楽しい夕べを演出しています。

 『春鹿 純米吟醸 吟麗』は酒造好適米を使用し、華やかな香りとやわらかな米の味わいがありながら、のど越しはスッキリとした純米吟醸酒。冷酒はもちろん、常温、ぬる燗まで幅広い温度帯で楽しめる点も特長で、食中酒としても親しみやすい「春鹿 純米吟醸酒の新定番」として位置づけられています。

【ワイングラスでおいしい日本酒アワード2025☆金賞受賞】
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