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新大阪歯科技工士専門学校、新大阪歯科衛生士専門学校、東洋医療専門学校の入学式が行われました! “最初の授業”で夢を目的に

 春爛漫の4月6日(月)、学校法人大阪滋慶学園が運営する新大阪歯科技工士専門学校、新大阪歯科衛生士専門学校、東洋医療専門学校の合同入学式が、ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)で行われました。この日は会場前の大阪城公園の桜が咲き誇り、爽やかな陽気。総勢590名の新入生たちは大きく夢をふくらませ、学園生活をスタートさせました。

 最初に新大阪歯科技工士専門学校/新大阪歯科衛生士専門学校の山本照子学校長が登壇。「自ら選んだその道で、滋慶学園グループの建学の理念である『実学教育』『人間教育』『国際教育』をしっかり修めてください。自分自身の未来を切り拓くための力を培っていけるよう願っています」と述べ、代表の新大阪歯科衛生士専門学校の仁子リアナさんに入学許可証を手渡しました。

「互いに声をかけ合い競い合う学園生活を」 神納光一郎学校長

 続いて3校を代表して東洋医療専門学校の神納光一郎学校長(全国救急救命士教育施設協議会顧問)が式辞を述べ、「健康とは心も体も良好な状態で幸せの基盤。医療が人を苦しみから救い、人を幸せに導くのです。その分野を目指す皆さんを歓迎します」と語りました。

 一方で学校長は医療の厳しさを指摘し、「人の心や体に作用する活動だからこそ、資格が求められる大変な仕事です。医療者になるためには真剣な学びが必要で、自らの勉強に加え、家族や友人の支援、実習先の患者の協力・理解が欠かせません。感謝の気持ちを忘れず、期待に応える努力が必要です」と求めました。

 学園の教育理念をベースに、専門知識や技術、社会人としての振る舞いを指導し、学びの環境を整えていくと強調。これからの学生生活について、「分からないことやできないことがあって、辛い思い、悔しい思いをすることもあるかもしれません。そんな時も仲間とならくじけず、乗り切れるものです。一人ぼっちにならず、一人ぼっちをつくらず、互いに声をかけ競い合って学園生活を楽しんでください。医療者としての人生を今日から踏み出しましょう」とアドバイスしました。

「笑顔での挨拶はコミュニケーションの原点」 浮舟邦彦理事長

 滋慶学園グループ総長で大阪滋慶学園の浮舟邦彦理事長は、将来の仕事を見つけた新入生を歓迎し、「その夢や思いをしっかりした目的に変えていかなければなりません。卒業時にプレゼンテーションをする自分の姿をイメージし、国家試験に合格する力をつけてください。今日は『最初の授業』です。なぜこの学校に入学したのか、目的は何なのか。その思いをしっかり持って学びをスタートさせてください」と語りました。

 さらに業界から信頼され、仕事をしていくうえで大切な「身構え・気構え・心構え」について説き、「学校のいたるところに『今日も笑顔であいさつを』という標語が掲げられています。笑顔での挨拶はコミュニケーションの原点。そういう良い生活習慣を身につける努力をしてください」と求めました。

 また国際的な感性を養うことの必要性を指摘し、「皆さんの職業は国を越え、世界が職場になるといえます。違った価値観や文化を理解するグローバルな視野を持った人材に育っていただきたいと思います。仲間や先生、業界の方々との人間関係を大切にしてください。それはプロとして掛け替えのない財産になるはずです」と強調しました。

 最後に「充実した、楽しい学園生活を送ってください。一緒に頑張っていきましょう!」と力強い言葉で締めくくりました。

先輩たちが学園での苦労や乗り越えた経験を語りました

 続いて先輩たちからお祝いのメッセージです。将来なりたい自分を見つけたプロセスや、学業を進めるうえでの苦労、それを乗り越えた経験を語りました。

■「誰かの笑顔を支える存在になりたい」 新大阪歯科衛生士専門学校 玉城桃愛さん

 玉城さんは高校時代、吹奏楽部で全国大会3年連続日本一をつかんだ経験を、現在の歯科衛生士の学びに重ねて語りました。

「日本一の経験は多くの方の力があって初めて成り立ちます。演奏後に『元気をもらいました』と笑顔で声をかけていただいた時、音楽が誰かの不安を安心に変えられたのだと実感しました。それが、誰かの笑顔を支える存在になりたいと思うようになり、人に寄り添える歯科衛生士を目指すことに決めました」と自身の学びの原点を明かしました。

 そして「学生生活は、毎日のレポートや実習など、決して楽なものではありません。想像以上に大きな壁があり、立ち止まりそうになったこともあります。そんな時、いつも救ってくれたのはクラスメートや先生方でした。『一緒に頑張ろう』という言葉に何度も救われました。歯科医療も一人では成り立ちません。感謝と笑顔を忘れず前に進んでほしいと思います。皆さんと共に成長できる日を楽しみにしています」と語りました。

■「選んだ道に誇りを持って学んでいる」 新大阪歯科技工士専門学校 久保拓也さん

 久保さんは、芸術系の大学で舞台芸術を学んだ後、歯科技工士を目指して進学を決意したそうです。「この学校に進学を決めた時、『友人は就職しているのに自分は学生を続けていいのか』『年下の学生たちとうまくやれるか』と不安でした」と明かしました。

 それが一変したのはクラスメートの存在でした。「最初に感じたのは仲間がいることの心強さでした。高校からすぐ入った学生たちもフレンドリーで、年齢の壁を感じさせない雰囲気でした。今では毎日が充実しています」。

 久保さんは勉強でつまずき心が折れそうになった時、家族の言葉が支えになったそうです。「気持ちが沈んでいた時、『息子が作った入れ歯を自慢したい』という一言が胸に染み込み、救われました。大学を卒業して就職せず、歯科技工士の道を選んだことに誇りを持って学んでいます。明るい未来に向かって一緒に頑張っていきましょう」とエールを送りました。

 式典の締めくくりとして、これからの学生生活をイメージするためのスライドショーの上映がありました。画面には、白衣を身にまとい真剣な表情で実習に臨む先輩の姿や、スポーツ大会や学園祭で仲間とはじけるような笑顔を見せる瞬間が映し出されました。

教育理念とサポート体制

 式典の後、滋慶学園グループの教育理念と国家試験対策に関する説明がありました。東洋医療専門学校の教務部長、真田浩二先生が「実学教育」「人間教育」「国際教育」の3つの教育理念を説明。専門技術・知識の習得はもちろん、豊かな人間性や、国際的な視野と感覚を養うことを重視しており、入学から卒業後のキャリアまで一貫して支援するバックアップシステム、健康面を支えるクリニック、保護者との連携体制が充実していることを紹介しました。

 続いて国家試験対策センターの稲岡隆輔先生が、国家資格を「人生のパスポート」として、合格に向けた心構えを説きました。国家試験をマラソンに例え「最終学年から対策を始めるのでは遅すぎます。今日の入学式が42.195kmの出発点です」と強調しました。

 国家試験の勉強は日々の授業で知識のピースを集め、それを形にするジグソーパズルのような作業の積み重ねだといい、一人で勉強するのではなく仲間と教え合い、アウトプットすることが記憶の定着を助けて効果的だとアドバイス。「国家試験にライバルは存在しません。基準点を超えれば全員が合格できるものです。共に学び合うクラスメートは成功を手にするための大切な存在なのです」と語りました。

 最後に3校の担任17名が紹介され、保護者と共に教職員全員で学生の夢をサポートしていく決意を表明しました。これから学生たちは仲間をつくり、夢のある充実した学園生活を送ることでしょう。