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滋慶学園COM大阪・京都・神戸14校の合同入学式、大阪城ホールで盛大に挙行 2488名の新入生が“第一回目の授業”で夢への一歩を踏み出しました

 大阪・神戸・京都にある滋慶学園COMグループ14校の合同入学式が4月21日(火)、大阪市中央区の大阪城ホールで盛大に執り行われました。会場には、夢ややりたい仕事を見つけ、その第一歩を踏み出した新入生2488名が集結。滋慶学園グループの浮舟邦彦総長や学校長、業界の第一線で活躍する名誉学校長らによる激励の言葉、そして「第一回目の授業」として行われた先輩たちのプレゼンテーションや熱いパフォーマンスを通して、プロを目指す決意を新たにしました。

 入学式が行われたのは下記の14校。学校法人 コミュニケーションアート及び学校法人 滋慶コミュニケーションアートが運営する文化・教養、医療、サービス関連の学校です。

  • 大阪スクールオブミュージック専門学校(OSM)
  • OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校(OCA)
  • 大阪ダンス・俳優&舞台芸術専門学校(DA)
  • 大阪スクールオブミュージック高等専修学校(OSM高等専修)
  • 放送芸術学院専門学校(BAC)
  • 大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校(OAS)
  • 大阪ECO動物海洋専門学校(大阪ECO)
  • 大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校
  • 大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校
  • 神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校
  • 神戸・甲陽音楽ダンス&アート高等専修学校
  • 京都医健専門学校
  • 京都デザイン&テクノロジー専門学校(京都TECH)
  • 神戸・甲陽デザイン&テクノロジー専門学校(神戸TECH)

「自分と未来は変えられる」 松浦学校長式辞

 国歌斉唱に続き、14校の学校長を代表して大阪ECO動物海洋専門学校の松浦英二学校長が式辞を述べました。松浦学校長は、新しい環境での挑戦に期待を膨らませる新入生に対し、「他人と過去は変えられない。だが自分と未来は変えられる」というカナダの精神科医エリック・バーン博士の名言を贈りました。

 「他人が自分の思い通りに変わることはほとんどありません。過去をどんなに振り返っても塗り替えることはできません。しかし、自分自身の考え方や行動は今この瞬間から変えることができ、その積み重ねが未来を形作ります」

 これから始まる専門学校での学びは、技術の習得だけでなく、自ら未来を切り拓く力を育てる時間であると強調し、「自分にできることに目を向け、一歩ずつ歩みを進めてほしい」と締めくくりました。

「目的を明確にし、人間関係のネットワークを財産に」 浮舟総長祝辞

 滋慶学園グループの浮舟邦彦総長は祝辞の中で、まず自らの進むべき道を見つけ、一歩を踏み出した新入生たちの「自己発見」を称え、「今日からはその夢や想いを、しっかりとした目的・目標に変えていかなければなりません」と、プロを目指す上での心構えを説きました。学びのスタートにあたり強調したのは「卒業時のゴール」を明確にすることで、「将来の自分をプレゼンテーションするためのポートフォリオ作成や、国家試験合格に向けた地道な努力を、この入学式の『第一回目の授業』から始めてほしい」と語りかけました。

 また、グループのミッションである「職業人教育を通した社会貢献」と、その根幹を成す「実学教育・人間教育・国際教育」の3つの理念にも言及。スペシャリストとしての知識・技術はもとより、社会人としての「身構え・気構え・心構え」を身につけることの大切さを強調した上で、「今日も笑顔で挨拶を」という標語を挙げ、「笑顔でのあいさつこそがすべてのコミュニケーションの原点です」と説きました。さらに、社会のグローバル化に触れ、「皆さんの職場は国を超え、世界が職場になります。違った価値観や文化を理解する真の国際的な感性を大切にしてください」と求めました。

 最後に総長は、仕事をしていく上では、ともに学ぶ仲間や先生方、業界の方々との人間関係が最大の財産になると強調。学校のネットワーク力を駆使して全力でサポートすることを約束し、「無駄な時間はありません。一コマ一コマの授業を大切にし、学びをスタートさせてください。ともにがんばりましょう」と新入生たちを激励しました。

名誉学校長が語るプロの神髄 問い続ける力、進化、そして創造性

 続いて、各界の第一線で活躍する名誉学校長の各先生方から、プロを目指すための心構えが伝授されました。

「自ら『問う』ことで『好き』を極め、『人持ち』を目指せ」俳優の別所哲也先生

 1990年にハリウッドデビューを果たし、米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭を主宰するなど、俳優の枠を超えて活躍する別所哲也先生は、「表現とは何か」を日夜探求し続けている自身の姿勢を示しました。昨年60歳の還暦を迎えたことに触れつつ、「人生は長い。期待に胸を膨らませる今こそ、自分の『好き』を極める準備をしてほしい」と説き、ハリウッドで受けた「好きな映画を一本決めて百回見なさい。同時に嫌いだなと遠ざけているような分野の映画を百本見なさい」という助言を紹介。「何度も見ることで細かな発見があり、遠ざけていた分野を知ることで『好き』を深めるきっかけになります」と語りました。

 また、AIが即座に答えをくれる時代だからこそ、自ら「問う」こと、つまり学問の本来の意味を大切にするよう求め、「馬車を何台つないでも蒸気機関車にはならない」という経済学者、ジョセフ・シュンペーター氏の言葉を引き、当たり前を疑い、仲間とともにイノベーションを起こすよう促しました。最後に「金持ちになるのも大切ですが、それ以上に素晴らしい出会いや刺激をくれる先生方に恵まれる『人持ち』になってください」と、人間関係を最大の財産にするよう新入生にエールを送りました。

「挫折は進化のポイント 敗者が新天地を見つける」水族館プロデューサーの中村元先生

 国内外で10カ所以上の水族館のリニューアルを成功させてきた中村元先生は「この学校は問題と答えを教える場所ではなく、将来の『道』を見つける場所である」とした上で、プロとして輝いている先輩たちも多くの挫折や障害を乗り越えてきたと指摘し、「挫折が皆さんに進化するチャンスを与えます」と語りかけました。

 ここで中村先生は「進化」に関する興味深い話を紹介しました。かつて陸上での餌探し競争に敗れ、海という新天地を見つけたイルカやシャチの例を挙げ、「ライバルのいない場所へ逃げ、そこで新たな生き方を見つけることが進化の鍵。つまり、進化とは、優秀な者ではなく、負けた者たちが生き残るために遂げたものなのです」と説明。人間は「考える」ことができるため、何千万年もかけずに進化できると励まし、「我々教職員は皆さんに道を教えるのではなく、皆さんが自らの努力で道を探すのを全力で手伝います」と約束しました。

「情熱を軸に、創造性で未来を照らせ」米ホワイトムーン・ドリームスCEOジェイ・クータラパリル先生

 エンターテインメントとテクノロジーが交差する分野で、世界的な企業と数多くの協業を果たしてきたジェイ・クータラパリル先生は、クリエイティビティの普遍的な重要性を強調。「ホワイトハッカーであれ、ドルフィントレーナーであれ、これからは創造力と想像力が不可欠になります。創造性は暗闇の中で輝く光となり、自分自身を引き上げるだけでなく、希望を失った誰かに再び光を届ける力になります」と述べ、自分の情熱を軸に、勇気を持って未来を築くよう求めました。

 また、困難に直面したときの心構えについても言及。「情熱を手放し、ただ流されるように生きる道を選ぶ人が多いですが、皆さんは簡単に諦めるためにここに来たのではない」と新入生を鼓舞。「皆さんが限界に挑み、時間と努力を惜しまない限り、最高の講師陣が自分たちを超える存在になるまで支え続けます」と約束し、「今、この瞬間から自分の情熱を追いかけ、やり抜く覚悟を決めてください」と呼びかけました。

「テクノロジーは道具、圧倒的な『量』で茨の道を楽しめ」工業デザイナー・カーデザイナーの奥山清行先生

 世界的な工業デザイナー・カーデザイナーの奥山清行先生は、テクノロジーが激変する時代における心構えを説きました。「150万円程度で買える家庭用ヒューマノイド」が普及する時代の到来を予測しつつも、「テクノロジーは、あくまでも皆さんの夢を実現するための道具に過ぎない」と断言。その上で、山形の農家に生まれ、フェラーリの車をデザインするという夢を叶えた自身のキャリアに触れ、「イタリアの誇りであるフェラーリのデザインを任せてもらうため、人の2倍の時間働き、4倍のスピードで仕事をこなし、誰よりも早くスタジオの壁に作品を貼った」というエピソードを紹介しました。

 「質は量についてきます。まずは圧倒的な量をこなすこと。そうすれば必ず認められるチャンスが回ってきます。夢が大きければ大きいほど、そこに至る『茨の道』は険しいですが、そうした困難こそが夢の大きさの証であり、喜んで楽しんでほしい」。こう語りかけた後、すでに「門の中」にいる新入生に対し、「一旦入ったからには最後までやり遂げること」を強く求め、激励の言葉としました。

第2部:第1回目の授業 先輩たちのパフォーマンスと産学連携のプレゼン

 第2部では、「第1回目の授業」として、企業とともに課題解決に取り組む「産学連携教育」の成果などについて、卒業生や在校生が日本語と英語でプレゼンテーションしました。

■京都デザイン&テクノロジー専門学校

①AI PC向けアプリケーション企画提案・開発プロジェクト 
②Game Creator Findingプロジェクト「Fantasketch」

 スーパーAI&テクノロジー科の卒業生2人がプレゼン。入矢脩士さんは、訪日外国人がアレルギー情報を確認しながら安心して食事を楽しめるアプリ「Itadaku」を開発。国際コンテスト「Intel Global Impact Festival 2025」でアジア賞を受賞しました。進倫久さんら卒業生は、⾃分の描いた絵がゲームの中に⾶び出し、障害を乗り越えていく「おえかきアクションパズルゲーム」を制作。同ゲームをブラッシュアップした「Fantasketch」は、昨年に開かれたインディーゲームの祭典「BitSummit」でゲームメーカーズ賞を受賞しました。

■大阪ECO動物海洋専門学校

好きを仕事に ~トレーナーへの道~

 エココミュニケーション科の卒業生、岡田栞名さんは現在、神⼾須磨シーワールドでシャチトレーナーとして働いています。「⾔葉の通じないシャチと信頼関係を築けたと感じられたときにやりがいを感じます。その姿を⾒たお客様が感動し、動物をもっと好きになってくれたらうれしい」とトレーナーの仕事の魅力を語り、「皆さんの『好き』は、必ず⼒になります。⾃分を信じて⼀歩ずつ進んでください」と呼びかけました。

■放送芸術学院専門学校

関西テレビ放送株式会社 ガチダンス2025 in大阪・関西万博プロジェクションマッピング制作

 山田勇磨さんら映像・舞台テクノロジー科の卒業生たちは関西テレビ放送の依頼で、大阪・関西万博のイベント「ガチダンス2025」向けのプロジェクションマッピング映像制作と収録を担当。照明演出技法「リキッドライティング」を応用して、ダンスと映像の一体感で「いのち」を表現し、約1800名の観客を魅了しました。また、山田さんらが収録したイベントの映像は関西テレビで放送されました。

■大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校

株式会社スタイリー 巨大LED×Apple Vision Pro ハッカソンプロジェクト

 廣谷ひよりさんらデジタルデザインテクノロジー科の学生たちは、ハッカソン(短期間でアプリケーションやサービスを集中して開発し、成果を競うイベント)で、巨⼤LEDとApple Vision Proを活⽤し、新しい没⼊型空間体験の創出に挑戦。コンセプトは「エモいをひく体験」。グループ校の中で発表をした結果、最優秀賞を受賞しました。その後、アメリカのロサンゼルス、ラスベガス、ボストンの各施設に海外視察しました。

■大阪ダンス・俳優&舞台芸術専門学校

滋慶学園COMグループ社会貢献ミュージカル「明日への扉」 EXPO2025大阪・関西万博公演について

 ダンス&アクター科の卒業生、井上叶望さんは、2025年6月に大阪・関西万博で上演された社会貢献ミュージカル「明日への扉」について報告しました。卒業生たちは「24時間以内に設営、本番、撤収のすべてを完了させる」という厳しい制約の中で2717名を動員。万博協会からも高く評価され、閉幕イベントにも参加しました。井上さんは「公演で得た経験を胸に、プロの世界で挑戦し続けます」と宣言しました。

■神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校 神戸・甲陽音楽ダンス&アート高等専修学校

新世代ジャズで世界へ挑戦する! Koyoスペシャルジャズライブ

  プロミュージシャン科(トランペットコース)卒業生の国府方章弘さんは、浮⾈奨学⾦を得てアメリカのバークリ⼀⾳楽⼤学へ留学。グラミー受賞歴のあるスナーキーパピーのメンバーと毎⽉演奏したほか、ともに学んだ仲間とイタリアの歴史ある⾳楽祭に出演しました。現在は東京でミュージシャンとして、ジャズ演奏やサポート、レコーディング活動をしています。プレゼンでは、在校生らとともに「Sing Sing Sing」の演奏を披露しました。

■神戸・甲陽デザイン&テクノロジー専門学校

時代が求めるセキュリティ人材

 田寄陽菜さんらテクノロジー科の学生たちは、兵庫県警サイバー企画課から、「兵庫県の中⼩企業向けサイバーセキュリティ対策の⼤切さを考える啓蒙プロジェクト」の依頼を受け、セミナーで「セキュリティ対策の啓蒙」と「若⼿セキュリティ⼈材の発掘と育成のノウハウ」について発表。県警担当者から「⾃分たちの講演より熱意が伝わった」と感謝され、参加企業からも「わが社のセキュリティ⼈材になってほしい」などと高く評価されました。

■大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校

パークハイアット京都 卒業生プレゼンテーション

 ホテル&リゾート科卒業生の小澤華蓮さんは現在、パークハイアット京都のレストランでアシスタントマネージャー兼ソムリエとして働いています。スタッフのサポート、お客様への対応、ワイン管理、企画など全体を⽀える役割を担っており、周囲を⾒る⼒、判断⼒、コミュニケーション能力が求められるといいます。「こうした⼒は、学生時代のオーストラリア留学や海外インターンシップを通じて培われました」と語りました。

■大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校

バリスタデモンストレーション

 カフェ総合学科卒業生の梶谷理早さんは5年間UCCのカフェで勤務した後、オーストラリアに渡り、3年間コーヒーショップとカクテルバーで働きました。現地で、コーヒーとアルコールを組み合わせた創作ドリンクの競技会に出場し、準優勝。プレゼンでは、バリスタの技術を競う「ジャパン コーヒー イン グッド スピリッツ チャンピオンシップ」の決勝で披露したアイリッシュコーヒーのデモンストレーションを再現しました。

■京都医健専門学校

独立開業から技術を極め世界大会へ挑戦

 柔道整復科(夜間コース)卒業生の馬場直也さんは柔道整復師として独立開業し、滋賀県内で2店舗を経営するに至るまでの道のりを紹介。1000人以上が出場したマッサージの世界大会でトップ5に入るなど今なお技術を磨き続け、スタッフの技術向上にも力を注いでいます。「どんなことも、まず一度やってみてください。がんばって学んだ知識が将来の自分を支えてくれます」として、「⾏動の数で、未来が変わる」の言葉を新入生に贈りました。

■大阪スクールオブミュージック専門学校

株式会社TSTエンタテイメント・COSMIC LAB株式会社企業課題 ~360度LEDビジョンを使用した効果的な映像演出~

 カレッジ音楽科卒業生、山本優也さんは現在、アーティスト「FING」として作曲、DJ、3Dアニメーションを融合させた体感型ライブの制作に取り組み、「音と映像がひとつになる瞬間」を追求しています。3D生成AIを活用しつつも、「どこで感情を動かすか、何を残すのかの判断は人にしかできない仕事」と、人間とAIの共創の重要性を強調。この日のプレゼンでは、360度LEDビジョンを使用したVJ(ビデオジョッキー)演出を披露しました。

■OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校

①キヤノンマーケティングジャパン株式会社 CANON SELPHY QX20製品広告のご提案 
②アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 AWSのAIサービスを活用して地域の課題解決につながるアプリケーション開発

 スーパーゲームIT科卒業生の中岡佑菜さんと吉田賢生さんがプレゼン。中岡さんは共有ツールとして認識されているSELPHY QX20を、思考を整理する「ジャーナリング」の道具として再定義し、一人の時間に自分のために使うという新たな視点からノートへの貼り付けやデコシールとしての利便性を提案。独創的なデザインは最優秀賞を受賞しました。吉田さんはアマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWS)のAIサービスを活用し、「梅田ダンジョン」と呼ばれる複雑な大阪・梅田の地下街での迷いやすさを解消するナビゲーションサービス「D-Navi」を提案。QRコードを活用した正確な位置取得と、AIによる最適なルート生成という革新的な解決策を紹介しました。

エンタメ界で活躍する先輩たちが後輩たちにエール

 会場には、姉妹校も含めたグループ校卒業生で、音楽業界の第一線で活躍する先輩たちも駆けつけ、記念演奏を行いました。姉妹校も含めたグループ校卒業生で、音楽業界の第一線で活躍する先輩たちによる記念演奏も。ドラムは東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)卒業生でロックバンド「MY FIRST STORY」のKid’zさん、ベースは、大阪スクールオブミュージック(OSM)卒業生のFIREさん、ギターは、OSM卒業生で名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校副学校長の引田寿徳先生と、東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)卒業生の黒田晃年さん、ピアノ・キーボードはTSM卒業生のマイコ・カワベ・リヴェラさん、DJはTSM卒業生のmiyakeさん、そしてヴォーカルはTSM卒業生の萩原逸輝さんと、福岡スクールオブミュージック&ダンス専門学校(FSM)卒業生の塚本直さん。「情熱大陸」、映画「マイケル」公開を記念して「マイケル・ジャクソンメドレー」、そして困難に立ち向かう勇気を与える「ファイト ソング」を披露し、新入生たちを歓迎しました。

 式典のクライマックスには、COMグループすべての卒業生を代表して、OSM卒業生でロックバンド「SOPHIA」のリーダー、松岡充さんが登場。デビューから32年、数々の挫折や「自分には才能がない」と絶望した日々を明かしつつ、「あなたを救えるのはあなた自身です。自分の弱さや孤独を一番そばで抱きしめてあげてください。自分が笑顔になれないのに、誰かを笑顔にすることはできません」と、優しく、力強く説きました。そして、後輩たちのために自身の名曲「夢」を熱唱。会場中に響き渡る歌声は、これから厳しい業界を目指す新入生たちの心に深く刻まれ、最高の激励となりました。

グランドフィナーレはゴスペルアンサンブル「You Raise Me Up」

 入学式の締めくくりは、OSMゴスペルアンサンブルによる「You Raise Me Up」。この曲は、2006年トリノ冬季五輪のフィギュアスケート金メダリスト、荒川静香さんがエキシビションで使用したことで知られます。演奏陣には超豪華な顔ぶれが揃いました。キーボードはミッキー吉野先生(名誉教育顧問)とジョーイ・カルボーン先生(海外教育顧問)、ドラムスはトミー・スナイダー先生(海外教育顧問)、ベースは渡辺敦子先生(TSM学校長)、ギターはクリス・ジャーガンセン先生(副校長)、ヴォーカルは高城奈月子先生、そして指揮は教育顧問の近藤章裕先生です。

 「あなたが励ましてくれるから、私は強くなれる……」。魂を揺さぶる美しいコーラスが会場を包み込み、夢に向かって歩み始めた新入生たちの前途を祝福しました。