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動物医療飼育学科 希少生物保全コースの学生が日本飼育技術学会で講演 北海道エコ・動物自然専門学校

 動物の飼育技術の向上や種の保全に関する研究を共有する日本飼育技術学会で、北海道エコ・動物自然専門学校 動物医療飼育学科の大和谷彗七さんが講演をしました。講演のタイトルは「モズをモズとして育てるために 人工育雛と環境適応のデザイン」。絶滅危惧種であるアカモズの保全に向けた基礎研究として、近縁種のモズを用いて人工育雛個体(親鳥でなく人間が親代わりになって育てた雛)が本来の行動や性質を獲得するための環境設計に関する研究発表です。

 大和谷さんは希少生物保全コースに在籍しています。このコースの学生は、一般社団法人野生生物生息域外保全センターの研究員として、実際の保全プロジェクトに参画し、調査・飼育・研究・発信までを一貫して経験することができます。

 飼育技術学会には動物園・水族館の飼育技術者や獣医師、飼育員を志す学生など約200名の専門家・関係者が集まりました。大和谷さんの発表は、本来のモズの性質を獲得するためには、どのような環境が必要なのか、認知や行動発達の観点から課題を整理し具体的な対応策を提示する内容。参加者の高い関心を集め、多くの質問が寄せられました。

 今回の講演は、学生研究員が専門家と同じ舞台で研究成果を発表するという、本校ならではの実践的な学びを象徴する機会となりました。今後も野生生物の未来を守る人材育成と、科学的根拠に基づく保全活動を推進していきます。