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食品の安全を科学の視点から学ぶ! 都立農業高等学校で微生物検査の出張授業を実施しました 東京バイオテクノロジー専門学校
東京バイオテクノロジー専門学校は9月15日(火)、東京都立農業高等学校の食物科3年生33名を対象に、「食品衛生」に関するの特別講義として出張授業を実施しました。講師は、厚生労働省の医薬部外品原料規格検討委員会や日本薬学会の衛生試験法に関する専門委員会、川崎市健康安全研究所の外部評価委員などを歴任した本校の小島尚先生が務めました。

授業のテーマは「一般細菌と大腸菌群の測定」。食品を製造する際には、原料に使う水だけでなく、器具の洗浄や製品の処理に使う水についても、衛生管理が欠かせません。はじめに小島先生が、水質検査の目的や、細菌を調べることが食品の安全につながる理由を解説した後、生徒たちは微生物検査の基本操作を学び、実習に取り組みました。
一般細菌の検査では、標準寒天培地(最も基本的な微生物増殖培地)に試料を加え、専用の器具で薄く塗り広げる操作を実施。大腸菌群の検査では、デソキシコレート培地(粉末から大腸菌群を検出・測定するために使われる培地)を調製し、試料と混ぜ合わせました。小島先生は、微量の液体を正確に量り取るオートピペットの使い方や、シャーレ(底の浅い円形のふた付き容器)の扱い方を実演。生徒たちは手順を確認しながら、試料の接種や培地の調製を進めました。加熱した培地を扱う際の安全上の注意に加え、検査に関係のない雑菌が混入しないよう、シャーレのふたを開ける時間を短くするなど、正確な結果を得るための工夫も確認しました。

試料を接種した培地は約24時間培養し、増殖した細菌がつくる集落「コロニー」を観察して判定します。当日は培養に向けた作業までを行い、結果の観察・判定は後日実施となります。目に見えない微生物を検査によって捉える一連の過程を学ぶことで、食品衛生の知識を実際の技術と結びつける授業となりました。


東京バイオテクノロジー専門学校は、今後も専門分野の知識と実験教育の経験を生かし、高校での学びを深める教育連携に取り組んでいきます。

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