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【東洋医療専門学校】 AEDを用いた心肺蘇生法の講習会を開催しました

日頃の訓練が大切と、「心肺蘇生法(CPR)講習」を実施。人形を使い、人工呼吸法やAEDによる一次救命処置の手順を体験しました

 東洋医療専門学校では、教職員対象の研修【CPR(心肺蘇生法)講習】を実施しました。講義・実習とも、本校・救急救命士学科専任教員の野村先生が担当しました。

 まず、講義では、心肺蘇生法(CPR)の重要性について、データをもとに解説されました。驚いたのは「119番通報後、救急車が現場に到着するまでの時間は全国平均で8分30秒」という事実。また、救急車で病院へ搬送されても「社会復帰が出来る人はその10~20%」という事実でした。

 つまり救急車が到着するまでの間、救急車をただ待つだけではなく、傷病者の近くに居合わせた一般市民が一刻も早く的確な一次救命処置(BLS:Basic Life Support)を施すことが、何より重要だということを痛感しました。

写真講義では、心肺蘇生法(CPR)の重要性を学びました 

 実習では、AEDを用いた心肺蘇生法を実践しました。実際に訓練を受けてみて、人の命は特別な技術がなくても、「勇気」と「行動力」と適切な「トレーニング」により、繋ぐことができることを体感しました。

 私たちは、いつ、どこで、どのような事故に巻き込まれるか、予測できません。多数の学生が在籍する学校の教職員として、有事の際、自分でもできる救命行為があることを学び、大変有意義な研修となりました。

(事務局 久継)