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「第23回職業体験セミナー 第14回作文・創作コンテスト」

 2023年12月12日(火)、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催された「第23回職業体験セミナー」の会場にて、「第14回 作文・創作コンテスト」の授賞式が行われました。この「作文・創作コンテスト」は、中学・高校生の職業啓蒙を目的として開催されている「職業体験セミナー」の第10回を記念して始まりました。将来の夢や希望、仕事や進路など「10年後、20年後の私の姿」をテーマに作文、創作(お笑いや演劇の台本、小説、漫画、俳句、短歌など)、ポスター・スローガンの3部門で作品を募集。今年は、800作品を超える応募がありました。

『第23回 職業体験セミナー 1日で中学・高校生ら約6400人が参加して大賑わい 70職種以上の仕事を学びました』
※社会貢献活動の一環として開催している「職業体験セミナー」には滋慶学園グループ関西地区のグループ校が参加しています。

 式典には、滋慶学園グループ浮舟邦彦総長、コンテストの審査委員長で放送芸術学院専門学校/大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校の須賀寅充学校長、職業体験セミナー実行委員会の放送芸術学院専門学校の志水光如実行委員長が出席しました。大阪アニメ・声優 & eポーツ専門学校声優科声優コース2年の吉川彰平さん、伊山眞央さんの司会で始まった式典、はじめに審査委員長の須賀先生が「最優秀賞、優秀賞、優良賞、特別賞と賞を分けていますが、これは皆さんの夢が良いからという理由ではありません。皆さんが将来に対してどういう夢を持っているのか、その夢に向かって自分の進路をどう組み立てようとしているのか。皆さんが将来にかける気持ちに“頑張れよ”とエールを送りたくなる作品が選ばれました。もう一度言います。私たちは皆さんが将来にかける気持ちにエールを送りたいと思います」と受賞者に温かい言葉を贈りました。

 

作文部門最優秀賞の金蘭会高校・畑さんに文部科学大臣賞

 授賞式では部門ごとに最優秀賞、優秀賞、特別賞の作品と学校・名前が紹介され、ステージで表彰状と副賞が贈られました。作文部門最優秀賞を受賞した金蘭会高等学校1年 畑彩花さんには、受賞者の中で最も優秀であると文部科学大臣賞が贈られました。

最優秀賞を受賞した皆さんは次の通りです。

〇作文部門(高校生) 最優秀賞/文部科学大臣賞
 金蘭会高等学校3年 畑 彩花さん 

 作品名:「生きる」ことを問い続けて

〇作文部門(中学生) 最優秀賞/大阪府教育長賞 
 富山大学教育学部附属中学校3年 梶原悠生さん

 作品名:世界中の人たちに笑顔を取り戻すために

〇創作部門 最優秀賞 
 下北沢成徳高等学校2年 吉川早紀さん

 作品:短歌「今悩み 未来を探す 楽しき旅 盛夏に負けず 探求の日々」

〇ポスター・スローガン部門 最優秀賞
 大阪府立箕面東高等学校2年 岡村瑠海さん

 作品:ポスター「自由にモノを見よう」

 授賞式の最後に浮舟総長は職業体験セミナーについて「この作文・創作コンテストでは、皆さんが自分の将来について真剣に考えて、看護師になりたい、あるいは臨床検査技師になりたいと、自分の身近なところから、またご家族のことから思いを寄せられていました。将来、こういう仕事をして世の中のためになりたい、世界に羽ばたいていきたいという思いを作品にしていただいた。それは本当に素晴らしいことだと思います。この職業体験セミナーはいろいろな職業を体験することで、その職業を自分の将来に結びつけて考えていただける機会です。この職業に就くとどう社会に貢献していけるのかという視点に立っていただけると思います。そのためにこれから大学や専門学校でどう学んでいかなくてはならないのか、そのための準備はどうしていかなければならないのか。職業体験セミナーがそういうことを考える一助となれば嬉しいと思い、毎年開催しています」と開催趣旨を伝えました。そして最後に作文・創作コンテストの応募者、職業体験セミナー参加者へお礼を述べて、授賞式が終了しました。

『第23回職業体験セミナー 第14回作文・創作コンテスト』文部科学大臣賞/大阪府教育長賞、最優秀賞受賞作品はこちらからご覧いただけます。https://www.syokutai.jp/go/contest/